【栗栖美葉音編】   投稿者:常連参拝者様   監修:事務員

 犠牲者の名は「栗栖(くりす)美葉音(みはね)」。20歳。身長163cm、B93(Gカップ)・W62・H86。赤みがかった長髪と豊かなプロポーションを修道服で覆い隠し、聖母を思わせる優しさと美しい容貌を持つ小さな教会のシスター。洗礼名はマリア。透き通るような歌声を持ち、その美しい賛美歌は遠方より聞きに訪れるクリスチャンもいるほど。

 昨今の不況の煽りを受け、教会の運営資金と孤児たちの養育費の捻出は日毎に困難になっていた。困り果てた美葉音の元にまたも〈地下闘艶場〉からの招待状が届く。狙いすましたかのようなタイミングではあったが、美葉音には参戦以外の選択肢は無かった。


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 花道に現れた美葉音に観客席からは卑猥な野次が投げかけられる。

 過去に〈地下闘艶場〉に出場している美葉音だが粘着くような視線や野次には到底慣れられるものではない。

 今回、美葉音に与えられた衣装はまたしても修道服。しかし、通常の修道服であるはずもなく、頭を覆うベールこそ通常のものだが、スカート部分は左右に太ももまで至るスリットが入れられており、チャイナドレスのような仕様になっていた。

 視線や野次に耐えかねた美葉音は自らの身体を抱くようにして足早にリングへの階段を駆け上がった。だがそれがGカップバストを強調することになってしまい、余計に野次が卑猥になる。

「赤コーナー、『神秘の獅子』、ミステリオ・レオパルド!」

 リング上で待ち構えていたのは中肉中背の引き締まった身体、アステカ紋様をモチーフとした覆面が特徴のマスクマン。ミステリオ・レオパルドであった。

「青コーナー、『麗しきシスター』、栗栖美葉音!」

 美葉音は名前をコールされたものの、修道服を盛り上げるバストや透き通るような白さの太ももに向かう観客たちの視線を受け、恥ずかしげに俯くだけであった。

「久しぶりですねぇシスター?ボディチェックの時間ですよ」

 ミステリオ・レオパルドのボディチェックを手早く済ませたレフェリーが美葉音に近寄る。

「・・・っ!」

 以前〈地下闘艶場〉に出場した際にボディチェックと称して身体を弄られた事を思い出し、美葉音は身を固くし、胸を隠すように腕を交差させる。

「ボディチェック・・・ですか、どうしても受けなければなりませんか?」

「当たり前でしょう?契約書にもしっかり書かれています・・・それとも試合を放棄しますか?」

 一縷の望みにかけてレフェリーに尋ねるも当然のように跳ね除けられる。

「分かりました、ボディチェックをお願いします。」

 分かりきっていたことだが、美葉音に選択肢は無かった。美葉音は観念したかのように瞳を閉じ、両腕を胸の前から下ろす。

「ご協力感謝しますよ、シスター?」

 レフェリーは厭らしい笑みを浮かべながら美葉音の太ももから腰、脇腹にかけてのラインを撫で上げる。そうして手が腋まで辿り着いた所でバストを鷲掴みにする。

「いやはや、相変わらず大きいな。これだけ大きいと実に揉み甲斐が・・・じゃなくて、調べるのが大変だ。」

 レフェリーは緩んだ顔のまま美葉音のバストを揉み続ける。美葉音は目を閉じたまま、ただ耐え続けた。

「さてと、次はこっちだ。」

 美葉音のGカップバストを下から掬い上げる様にして揺らした後、レフェリーは美葉音の背後に回り、改造修道服のスリットから手を差し込む。

「あっ、そこは・・・。」

 美葉音は思わず秘部に向かうレフェリーの手を掴み、侵入を拒む。

「どうしました、シスター?ボディチェックが終わらないと試合が開始できないですよ?」

 わざとらしい丁寧口調でボディチェックを継続しようとするレフェリー。

「ですが、その・・・。」

「それとも試合放棄か?それならそれでもいいがな。」

 試合を中止されればファイトマネーは発生しない。そうなれば教会の資金は底をつくことになる。美葉音はレフェリーの手を離し、ボディチェックを受け入れるしかなかった。

「・・・すみませんでした、ボディチェックをお願いします。」

「流石シスター、物分りが良くて助かるよ。」

 レフェリーは美葉音の太ももを撫でた後、改めてスリットから手を差し入れようとする。

「だけどまた抵抗されても困るからな、おい、手伝ってくれ!」

「えっ・・・!」

 美葉音が顔を上げるといつの間にかミステリオ・レオパルドが目の前にいた。ボディチェックの間、目を瞑っていた美葉音はそれに気づけなかった。

「仕方ねぇなぁ?」

 ミステリオ・レオパルドは美葉音の正面から背に腕を回し、抱き締めるようにして拘束する。

「あっ、い、イヤッ!離してください!」

 まるで恋人同士が抱き合うかのような体勢。だが、美葉音にとってミステリオ・レオパルドは想い人ではない。湧き上がる嫌悪感に美葉音は身をよじる。

「離したらボディチェックの邪魔をするかもしれないからなぁ・・・おほっ!美葉音ちゃん、そんなにおっぱい押し付けるなって!」

「・・・っ!」

 きつく抱き締められた美葉音が暴れるたびにGカップバストをミステリオ・レオパルドの身体に擦りつける形になってしまう。それに気付いた美葉音は暴れるのを止め、身を縮こませる。

「おっ、大人しくなったな?これでゆっくりボディチェックできる。」

 美葉音の動きが止まったとみると、レフェリーは早速とばかりに修道服のスリットに手を差し込み、下着越しにヒップを撫で回す。

(あぁ・・・この様な穢らわしい行為、許されるはずが・・・ですが、試合放棄をするわけには・・・。)

 レフェリーはヒップを撫で、下着越しに割れ目を軽くなぞる。ミステリオ・レオパルドは美葉音を抱き締める力を強め、自らの胸板でGカップバストを堪能する。それだけでなく、近くにある美葉音の耳元に時々息を吹きかける。

(神よ・・・どうかご加護を・・・。)

 男のたちの身勝手なボディチェックに美葉音は不快感を覚えながらもただひたすらに耐え、神に祈りを捧げるしか無かった。

「さてと、ここまでにしておくか。」

 レフェリーは最後とばかりに下着を引っ張り、ヒップに食い込ませると美葉音から離れる。

(ようやくですか・・・。)

 安堵する美葉音だが、ミステリオ・レオパルドが美葉音を抱き締めたまま離れようとしない。

「何をしているのですか、試合が始まります、離れてください!」

「いやぁ、美葉音ちゃんのデカおっぱいが気持ち良すぎてな、離れられねぇよ。」

 ミステリオ・レオパルドの言い分に美葉音が反論しようとしたその時。


<カーン!>


「えっ・・・!」

 なんと、試合開始のゴングが鳴らされた。

 圧倒的に不利な状況で試合が開始されたことに美葉音が困惑しているスキにミステリオ・レオパルドは美葉音を抱え上げ、ベアバッグを仕掛ける。

「あぐっ・・・!」

 背骨を圧迫され、苦悶の表情を浮かべる美葉音。

 ミステリオ・レオパルドは美葉音を締め上げるだけではなく、目の前に広がるGカップバストに顔を埋める。

「顔を埋めるとまたボリュームが分かるな・・・いい香りもするぜ。」

「いやっ!離してください!」

 嫌悪感から必死に暴れる美葉音だが、男性レスラーの力には叶わず、バストをミステリオ・レオパルドの顔に押し付けるだけになる。

「むぐっ・・・美葉音ちゃん、サービスがよくて嬉しいな、お次はこうだ!」

 ミステリオ・レオパルドは美葉音の股の間に素早く腕を差し込み、ヒップを揉みながら美葉音を上下逆さ向きに抱え上げ、ボディスラムの体勢に入る。

 上下逆さまになった事で改造修道服の前垂れが重力に従って捲れていき、下着が露わになる。

「やっ、下ろしてください!」

 逆さまの体勢で持ち上げられた恐怖心と下着を見られている羞恥心から叫ぶ。

 露わになった美葉音の白のパンティは装飾が凝っており、清楚ながら大人っぽさも醸し出していた。その光景に観客からは野次が飛ばされる。

「おいおい、注文が多いな美葉音ちゃんは、なら注文通り下ろしてやるよ!」

 美葉音はそのままリングに背中から叩きつけられる。

「がはっ・・・!」

 その衝撃に美葉音の口からは苦鳴が漏れる。ミステリオ・レオパルドは動きが止まった美葉音の豊かなバストに手を伸ばす。

「こうして手で触ると大きさが分かるな、けしからんシスターもいたもんだ。」

「あっ、や、やめてください!触らないで!」

 ミステリオ・レオパルドは厭らしい笑みを隠すことなく美葉音のバストを捏ね回す。

「大丈夫かい、シスター!どこかケガしたんじゃないか?」

 さらにレフェリーまで近付き、美葉音の太もも辺りに座ると改造修道服の前垂れをずらし、再びパンティを露わにする。

「やっ、何をしているのですか!」

「いや、ケガしてないか調べないといけないからな。」

 レフェリーはムッチリとした美葉音の太ももを撫で上げ、ヒップまで到達すると下着越しに揉み始める。

「シスターはお尻も大きいな、ケガしていたら大変だから、しっかり調べさせてもらいますよ?」

「いやっ!ケガなんてしていません、胸も揉まないでください!」

 レフェリーからヒップをミステリオ・レオパルドからはバストを揉まれ、美葉音は嫌悪感から叫ぶ。右手でミステリオ・レオパルドの左手でレフェリーの手を引き剥がそうとするが、どちらも失敗に終わる。

(またこの様な破廉恥な事を・・・許すわけには・・・!)

 ミステリオ・レオパルドは美葉音の巨乳を楽しむかのように寄せ上げるように揉み回す。

「おい、そろそろおっぱい責めを変わ・・・じゃなくて、おっぱいを調べるから場所を変われ。」

 下着越しに美葉音の秘部を弄り始めていたレフェリーはミステリオ・レオパルドの手で形を変えるGカップバストを見るとミステリオ・レオパルドに胸責めを変わるよう頼む。

「いや、待てって、もうちょっとだけ・・・。」

 美葉音の巨乳の感覚に夢中になっていたミステリオ・レオパルドはレフェリーを無視して揉み続ける。

「そう言わずに変わってくれって・・・。」

 レフェリーは待ちきれずにミステリオ・レオパルドの手を退けて美葉音のバストに触ろうとする。そのため、美葉音の太ももあたりに座っていた腰が浮いていく。

(今しかないッ・・・!)

 レフェリーが腰を浮かせた事で脚の自由が聞くようになり、美葉音は素早くレフェリーの股下から脚を引き抜き、レフェリーを脚で蹴りつけ、押し退ける。

「うおおっ!?」

 予想外の反撃にレフェリーは後ろに倒れ込む。ミステリオ・レオパルドも驚き、美葉音のバストから手を離してしまう。美葉音はそのスキを逃さず、ミステリオ・レオパルドの指を取るとキツく捻り上げる。

「あだだだだっ!」

 痛みにミステリオ・レオパルドが仰け反ると美葉音は男たちの下から脱出する。その時に改造修道服のスカート部分が派手に捲れ、下着が見えた事で観客から野次が飛ぶが美葉音は羞恥を押し殺す。

「結構痛かったぜ、美葉音ちゃん・・・お返しだ!」

 ミステリオ・レオパルドは指を擦りながら軽く屈み込み、美葉音にタックルを仕掛ける。

「シッ・・・!」

 美葉音の反応も速かった、タックルを難なくかわし、ミステリオ・レオパルドの手首を掴みながら脚を狩る。

「ぐおっ!?」

 タックルの推進力のまま前方に弧を描くように1回転すると、ミステリオ・レオパルドはリングに背中から叩きつけられる。

「今っ・・・!」

 美葉音はすぐさまミステリオ・レオパルドを押さえ込もうとするが、すぐにミステリオ・レオパルドは起き上がってしまう。

「やるなぁ美葉音ちゃん、油断したぜ。」

 レスラーなだけあって背中から叩きつけられる事への耐久力は高く、ミステリオ・レオパルドは余裕の笑みさえ浮かべる。

(流石に一筋縄ではいかないようですね、ですが、動きは見切れます。)

 ミステリオ・レオパルドは再び姿勢を落とし、タックルを仕掛ける。美葉音はそれを難なく左にかわそうとする。

「おっと、逃さねぇぜ!」

 ミステリオ・レオパルドは足を伸ばして美葉音の改造修道服の前垂れ部分を踏みつける。タックルをかわそうとしていた美葉音はバランスを崩し、前のめりに倒れこむ。

「あっ・・・!?」

 倒れる前にミステリオ・レオパルドが美葉音を支える、いや、バストを両手で持って揉み回してくる。

「へへっ、いらっしゃい、またおっぱい揉ませてくれるのか?」

「お、おやめなさい!」

 美葉音はニヤけながらバストを揉むミステリオ・レオパルドの腕を掴んで懐に潜り込み、背負い投げを決める。

「うおおっ!?」

 美葉音の俊敏な動きに反応が遅れたミステリオ・レオパルドの身体はリングに落下していく。


〈・・・ビリビリィッ!〉


「えっ・・・?」

 突如として響いた布が裂ける音に美葉音の動きが止まる。そして何故か湧き上がる歓声。その理由を美葉音はすぐに知ることになる。

「きゃああああっ!!!」

 なんと、改造修道服のバスト部分が大きく破れ、純白のブラに包まれたGカップバストが露わになっていた。

 ミステリオ・レオパルドは執念で美葉音の改造修道服の布地を握り締めており、投げられた勢いで修道服の胸元が引き裂かれたのだ。

「シスター、どうしました?」

 晒されたブラを隠そうとする美葉音。これを幸いにレフェリーが美葉音に近寄る。

「あの、い、衣装が破けてしまって・・・」

「それは大変だ、俺が隠してやろう」

 レフェリーは美葉音の胸元に手を無理矢理差し込み、ブラ越しにバストを揉み始める。

「ほら、これでもうブラは見えないぞ?感謝してくださいよ?」

「感謝なんて・・・あっ!」

 ブラやGカップバストが織りなす深い谷間を見られた事でパニック状態になった美葉音はレフェリーの手を引き剥がす事もできない。そのスキにミステリオ・レオパルドが背後から近付き、美葉音の足を払う。

「いい格好になったな、美葉音ちゃん!」

 リングに尻餅をついた美葉音を押さえ込みにかかるミステリオ・レオパルド。さらに美葉音の改造修道服に手をかけた。

「さらにぃ〜、これで下着姿だ!」

 ミステリオ・レオパルドにより、美葉音の改造修道服は派手に破れていく。

「ま、待って・・・いやァァ!」

 美葉音の抵抗も虚しく改造修道服は次第に衣服としての機能を失っていき、ミステリオ・レオパルドが手を動かすたびに白い素肌が露になっていく。

「それじゃ、お次は下着を・・・ぐべっ!」

 さらなるパニックに陥った美葉音はがむしゃらに腕を振り回し抵抗する。偶然にもその手がミステリオ・レオパルドの顎にクリーンヒットし、美葉音はなんとか逃れることができた。

「ありゃ、逃げられたか、しかしまぁ・・・そのおっぱいで聖職者は無理があるぜ?」

 立ち上がった美葉音は頭のベールを残したまま純白の下着姿となる。高潔なシスターが淫らな姿を強要されたようなその姿に観客からは野次や指笛が飛ばされる。

(ああっ・・・ふ、服が・・・こんなに大勢に下着を見られるなんて・・・!)

 観衆の前で下着姿にされた事で羞恥が煽られ、美葉音は両手で下着を隠す事で精一杯になる。

「さ〜て、次はどうしてくれようかな〜、おっぱいシスター?」

 ミステリオ・レオパルドは両手の指をワキワキと動かしながら欲望を隠すことなく近寄ってくる。本能的に恐怖心を感じた美葉音は1歩、また1歩とコーナーポストに追い詰められ、ついには背中がコーナーポストにぶつかってしまう。

 後には引けない状態。心の中で神に祈りを捧げると美葉音は意を決してミステリオ・レオパルドに掴みかかる。

「足元がお留守だぜ、美葉音ちゃん!」

 美葉音の反撃だが、羞恥心が誤魔化しきれず、腰が引けており、技のキレは失われていた。ミステリオ・レオパルドは素早く美葉音の足元に潜り込むと蟹挟みをかける。

「あっ・・・!」

 仰向けダウンする美葉音。ミステリオ・レオパルドは両脇の下から手を差し入れ、無理矢理引っ繰り返し、自らの身体の上に美葉音が仰向けに乗るようにする。それだけでなく、両脚を絡め、開脚まで強いる。

「きゃああああっ!」

 自らが強いられた厭らしい体勢に悲鳴を上げる美葉音。ミステリオ・レオパルドは左腕を外し、右手で美葉音の両腕を拘束しながらブラの上からバストを揉み始める。レフェリーも美葉音に近付くと下着越しに秘部を弄り始めた。

「いやっ、いやぁっ!触らないで下さい!」

 美葉音は嫌悪感に叫びながら首を振ることしかできない。その様子は男たちをさらに煽ることとなり、セクハラはヒートアップしていく。

「やっ・・・!」

 ミステリオ・レオパルドは美葉音のブラの肩紐を器用に外してしまう。それにより、カップの上部分が浮き、隙間ができる。ミステリオ・レオパルドはそのブラの隙間に左手を差し入れ、直接左乳房に触れる。

「いやああぁぁっ!」

「おっ、柔らけ〜!けしからんおっぱいだな!」

 ミステリオ・レオパルドは鼻息を荒くして乳房を揉みしだく。

「どれどれ俺も・・・。」

 それを見たレフェリーは秘部への責めをやめ、ブラの隙間から手を差し入れると右乳房を揉み始めた。左右から別々の男に乳房を弄られるが、四肢を拘束された美葉音はひたすらに耐えるしかなかった。

(こ、ここまでされるなんて・・・もう、ギブアップして・・・。)

「おっと、言い忘れてたが、ギブアップしたらファイトマネーは半分になるからな?」

 美葉音の弱気な心を察したのか、ギブアップしようとした美葉音にレフェリーはそう告げる。

「そ、そんな・・・!」

「それが嫌ならギブアップせずになんとかするんだな。」

 美葉音にそう言い放つとレフェリーは改めてブラの隙間から乳房揉みを再開する。

(もう、これ以上・・・厭らしいことは・・・でも、私がギブアップしたら子供たちが・・・!)

 この試合には教会に併設された孤児院の養育費がかかっている。帰りを待つ孤児院の子供たちの顔が脳裏に浮かび、美葉音は「ギブアップ」と言いかけた言葉を飲み込む。

「へぇ、頑張るな美葉音ちゃん?俺はこのデカおっぱいで楽しめるからいいけどな。」

 ミステリオ・レオパルドとレフェリーは美葉音がギブアップ宣言しないことをいいことに乳房責めを続ける。

「おっ?美葉音ちゃん、乳首固くなってないか?」

 乳房を飽きずに揉んでいたミステリオ・レオパルドは柔らかな乳房の中に固い感触を見つける。

「あっ・・・んっ、そこは・・・」

 ミステリオ・レオパルドは1度ブラから手を引き抜き、改めて指を差し入れると乳首のあたりをクリクリと刺激する。

「や、やめてくださ・・・あんっ!」

 執拗な乳房責めに美葉音の意志に反して固く立ち上がり始めていた。

「本当かシスター、どれどれ・・・。」

 レフェリーもミステリオ・レオパルド同様にブラの隙間に指を差し込むと乳首の固さを確かめる。

「確かに乳首が固くなってきてるな、厭らしいシスターだ。」

「ち、違います!そのような不浄な・・・くぅっ!」

 否定しようとする美葉音の言葉も敏感な突起を刺激されて声を上げさせられてしまう。

「おいおい、神に遣える者が嘘はよくないぜ?」

「嘘では・・・あうっ!」

 男たちは乳首をつまみ、しごき上げ、乳房に押し込み、引っ張ってブラの裏地に擦りつけたりと様々な責めを行う。

(ああっ・・・神よ、これは、貴方が私に与えた試練なのでしょうか・・・?)

「せっかくだ、美葉音ちゃんの乳首が固くなってるか見て確かめようぜ?」

 心の中で神に問いかけていた美葉音はミステリオ・レオパルドの言葉で我に帰る。気付けばミステリオ・レオパルドの手は美葉音のブラのカップにかかり、ゆっくりとずらそうとしていた。

「ついでだし、こっちも確認しておこうか?」

 いつの間にかレフェリーは立ち位置を変え、美葉音のパンティの両端に手をかけていた。

「よし、せーので脱がすぞ?」

「「せーのっ!」」

 無駄にシンクロした男たちの声が上がった瞬間、美葉音は思わず叫んでいた。

「いやあぁぁっ、やめてください!ギブアップ!ギブアップです!」


<カンカンカン!>


 下着を脱がされる恐怖からギブアップ宣言をする美葉音。

「あーあ、これからだったのにな。」

 レフェリーとミステリオ・レオパルドは試合終了のゴングを聞くと美葉音から離れる。

(ああ・・・孤児院のみんな・・・ごめんなさい・・・)

 セクハラから解放され、リングに座り込んで涙を浮かべる美葉音。

「またお金に困ったら挑戦してくれよな。」

 ミステリオ・レオパルドが近付くと最後とばかりにブラの隙間から乳首を摘む。レフェリーもパンティ越しに秘部を軽くなぞる。

「こいつはオマケだ!」

 ミステリオ・レオパルドは去り際に美葉音のブラのホックを外す。肩紐が外されていたブラは重力に従い、しだいに落下していく。

「あっ!?いやっ!」

 美葉音は咄嗟に両手でブラを支え、乳房が露出することは無かったが、そのままではホックを留め直す際に乳房が見えてしまう恐れがある。男たちが笑いながら退場した後、美葉音はブラを押さえ、無念の涙を流しながら足早に退場する。

 その後ろ姿にはいつまでも観客の無慈悲な野次が飛ばされ続けた。



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