【十三周年記念企画 人気投票結果発表 女性選手編】
霧絵「本日お集りの皆様、大変お待たせ致しました。只今より、＜地下闘艶場＞十三周年記念で行われた人気投票の内、女性選手の結果発表を致します」
一同「（拍手）」
霧絵「今回の司会進行を務めさせて頂きます、谷早霧絵と申します。拙いところがあるかもしれませんが、お聞き流し頂ければ幸いでございます」
一同「（拍手）」
霧絵「残念ながら、今回の投票で１票も入らなかった方々はお招きしておりません。ご了承ください。発表の間ですが、飲食はお続け頂いて構いません。どうぞリラックスしてお聞きくださいませ」
霧絵「では、発表をさせて頂きます。敬称は略させて頂きますのでご了承ください。まず１票を獲得した方々ですが
藤嶋メイ
須座久菊奈
栗栖美葉音
ケイナ・バン・ヒュクレイン
鴉箕まほろ
四岐部亜衣紗
藤森霧華
原塚和泉
呉志鳴こと王美眉
の９名です。おめでとうございます」
一同「（拍手）」
霧絵「続きまして、２票を獲得した方々です。
天現寺久遠
沢宮琴音
嵯暁さくら
宇賀原夏花
鬼庭魅羅乃
カミラ・アーデルハイド・バートリー
の６名です。おめでとうございます」
一同「（拍手）」
霧絵「今回、カミラさんはドイツからお越しすることができませんでした。補足させて頂きます」
霧絵「続いて参りましょう。３票獲得した方々です。
夏海・マウルシア・エスカーナ
本多柚姫
クリスティーナ・ローゼンメイヤー
九峪志乃
桃郷美影
ブレイカー・ローズ
高良森香
黒芽雪緒
の８名です。おめでとうございます」
一同「（拍手）」
霧絵「ちなみに、クリスティーナさんも来日が適いませんでした。補足させて頂きます」
霧絵「では、４票獲得した方々の発表です。
御堂マヤ
森下恋
房貞沙莉
凪谷渚
堂倶燕
谷早霧絵
洞耶馬狭霧
グロリア・京堂院・ベイス
の８名です。おめでとうございます」
一同「（拍手）」
霧絵「私にもご投票頂きありがとうございます。私事失礼致しました」
霧絵「５票獲得した方々です。
沢宮冬香
唐辻巳詩夜
の２名です。おめでとうございます」
一同「（拍手）」
霧絵「補足ですが、巳詩夜さんは今回お仕事で来場されていません。そういうことにしてお・・・こほん、残念です」
霧絵「いよいよ２０位内の発表です。ここからは一言ずつ頂きたいと思います。では、７票を獲得して１８位となったのは、
鈴代咲夜
芦鷹アウラ
笹塚水華
嵯暁紫苑
の４名です。おめでとうございます」
咲夜「７票もありがとうございます、嬉しいです」
アウラ「任務遂行したことを評価して頂き、感謝致します（敬礼）」
水華「評価は嬉しいんですが、＜地下闘艶場＞でなければもっと素直に喜べたのに・・・」
紫苑「（ぺこり）」
霧絵「あの、紫苑さん、一礼だけでなくコメントも頂けると・・・」
紫苑「（ひそひそ）」
さくら「ふんふん、応援してもらって嬉しいです、感謝してます、ですって」
霧絵「あの、紫苑さん本人から直接・・・」
さくら「ごめんなさい、この子、極度の恥ずかしがり屋で」
紫苑「（こくこく）」
霧絵「・・・わかりました、無理強いはやめておきましょう」
霧絵「次に行きましょう。８票を獲得して１７位となったのは、
嵯暁スミレ
です。おめでとうございます」
スミレ「うわ、おっしい。もうちょっとでしー姉と一緒の順位だったのに」
紫苑「（ふるふる）」
スミレ「そう言うけどさ、しー姉。やっぱり一緒って嬉しいんだよ？ 姉妹なんだから」
さくら「そうね。私ももっと上の順位になって、紫苑と一緒に名前を呼ばれたいかな」
紫苑「（ほろり）」
霧絵「・・・姉妹でしか伝わらない会話がされているようですね」
霧絵「では、１０票を獲得して１５位となったのは、
九条雪那
桐志摩こなみ
の２名です。おめでとうございます」
雪那「支持を頂くのは嬉しいです。これが＜地下闘艶場＞でなければ・・・」
こなみ「いいのかな、私なんかがこんな順位・・・」
霧絵「お二人共、そんなにマイナスなことを言わなくても・・・」
雪那「私が＜地下闘艶場＞でどんな目に遭ったか知っていて、そういうことを言うんですか！？」
こなみ「わ、私も、酷い目に遭いました」
霧絵「す、すみませんでした、軽率な発言でした」
霧絵「気を取り直して・・・続いて、１１票獲得して１４位となったのは・・・
茨木美鈴
です。リモートで繋がっている美鈴さーん、おめでとうございまーす」
美鈴『ちょっと！ 私だけなんでリモート出演なのよ！』
霧絵「他の皆様の安全性を考慮すると、どうしても隔離が必要でして」
美鈴『今までのことは、反省したって言ったでしょ！？ ちょっとだけ』
霧絵「少しだけの反省では、同じことを繰り返す恐れがありますので。申し訳ありません」
美鈴「貴女の謝罪なんていらないのよ！ 今からでも私を（ブツッ）」
霧絵「回線の調子が悪いようです。次の発表へと移りますね」
霧絵「次は・・・１２票獲得した方の発表ですね。１３位となりますので、【特別試合】への出場となります。では、その方とは・・・
ニナ・ガン・ブルトン
です！ ・・・ええと、ニナさん？」
ニナ「・・・ふえっ、わはひへぶは？」
霧絵「あの、ニナさん、お口の中を飲み込んでからで良いですから」
ニナ「（モグモグ、ゴクン）・・・えっ、私ですか〜？」
霧絵「わざわざ言い直さなくても大丈夫ですから」
ニナ「えへへ〜、日本のカレーパン、とても美味しいですから（照）」
霧絵「カレーパンのリクエストはニナさんだったんですね。インド出身のニナさんとは思いませんでした」
ニナ「私、日本のカレーパン大好きです。カレーも大好きですよ〜」
霧絵「では、【特別試合】に向けて意気込みをどうぞ」
ニナ「相手は決まっているんですか？」
霧絵「いえ、私は知らないんです。後日発表があると思います」
ニナ「そうなんですね〜。では、しっかり準備しておきますね〜」
霧絵「続いては、１３票獲得した１１位の発表です。
八岳琉璃
ステファニー・クレイトン
の２名です。おめでとうございます」
琉璃「今回は１０位にも入れませんでしたか。最近も試合がありませんし、仕方がありませんね」
ステフ「でも、上位に来ただけでも嬉しいデス！」
霧絵「琉璃さんならではの不満ですね。ステファニーさんらしい前向きのコメントでした」
霧絵「発表を続けます。いよいよトップテンとなります。１６票を獲得し、９位となったのは・・・
朱花紫檀
比良木寿絵梨
の２名です。おめでとうございます」
紫檀「わ、私、ですか？ 良いんでしょうか、こんな・・・」
寿絵梨「これくらいの順位は当然よね。私、こんだけ可愛いんだもの！」
霧絵「紫檀さんについては、投票期間中に【本編】への登場がありましたからね。それも追い風になったのかもしれません」
紫檀「そう・・・かもしれませんね」
寿絵梨「ちょっとぉ、私は？」
霧絵「熱烈な支持者がいらっしゃったようですね」
寿絵梨「やっぱりね！ 私、可愛いもんね〜」
霧絵「そうですね（棒読み）」
霧絵「続いては、１７票を獲得し、６位となった方々です。
栗原美緒（エキドナ）
小比類川彩萌
八岳深津魅
の３名です。おめでとうございます」
美緒「また上の方の順位は嬉しいわね」
彩萌「わっ、順位が上がった！」
深津魅「ふふふ・・・勝った、勝ったわ、琉璃に勝ちましたわ！ やはり、私こそが八岳の代表ですわ！」
琉璃「おめでとうございます、深津魅さん」
深津魅「ふふふ、結果には抗えないわよ、琉璃」
琉璃「ええ、今回は私の負けですわ。しかし、私は以前１位を取っております」
深津魅「い、一度くらいなら、まぐれもありますわ」
琉璃「何度も１位を取っております」
深津魅「えっ・・・」
霧絵「そうですね、事実です」
琉璃「深津魅さん、勝ち誇りたければ、まず一度でも１位を取ってからにして頂けますか？（微笑）」
深津魅「琉璃ぃ・・・っ！（ぎりっ）」
美緒「うわー、親戚同士のこういう空気、ちょっと気まずい」
彩萌「ちょっとどころじゃないですよ、これ」
霧絵「八岳のお二人、次に行きますからね」
霧絵「次は、いよいよトップファイブです。１８票獲得して、５位となったのは・・・
暮内ゆかり
です。おめでとうございます」
ゆかり「んもー！ またゆかりが１位じゃないなんてー！」
霧絵「でも、５位もすごいことですよ」
ゆかり「１位が良かったの！ ゆかりは！」
霧絵「・・・そうなんですねー（棒読み）」
霧絵「では、２０票を獲得して、４位となったのは・・・
ルシーラ・フォン・ディルクラント
です。おめでとうございます」
ルシーラ「前回に引き続き、多くの票をありがとうございました。感謝に堪えません」
霧絵「前回は【特別試合】に参戦する順位でした」
ルシーラ「ですが、対戦相手がまったく強くなく・・・弱い者いじめになってしまいました」
霧絵「でも、一対三・・・正確には一対四だったんですよね？」
ルシーラ「そうだったんですが、お一人ずつの実力は大したことがなかったので・・・やっぱり弱い者いじめでしたわ」
霧絵「真面目なんですね、ルシーラさん」
霧絵「とうとうトップスリーです。２７票を獲得し、３位となったのは・・・
来狐遥（ピュアフォックス、ダークフォックス）
です。おめでとうございます」
ステフ「Ｙｅａｒ！ 遥、おめでとー！」
スミレ「おめでと、遥！」
遥「うーん、３位か〜。嬉しいけど、順位が下がったのはちょっと悔しい。１位になれなかったのはもっと悔しい！」
霧絵「遥さんは、毎回上位争いをしていますからね」
遥「結果としては、ですね。そっか・・・ずっと応援してくれてる人が居るんだから、文句言ってちゃ駄目ですよね」
霧絵「そうですね、自分を応援してくれている方への感謝は大事だと思います」
霧絵「残す発表もあと二人。３３票を獲得し、惜しくも２位となったのは・・・
於鶴涼子
です。おめでとうございます」
涼子「前回よりも順位も得票数も上がっていますが、１位までは遠いですね」
霧絵「涼子さんも、最近試合がありませんからね。やはり、露出の多さは得票数に関わってきている気がします」
涼子「ここで露出の多さと言われると、衣装のことのようで嫌ですね」
霧絵「確かに・・・私が試合に出たときは、バスタオル一枚だったですからね」
涼子「私は、最近は自分の道衣で押し通していますが」
霧絵「・・・」
霧絵「最後に、１位の発表です。投票数は４８票！ 大差をつけての栄冠は・・・
ビクトリア・フォレスト
です！ なんと二連覇！ おめでとうございます！」
ビクトリア「二連覇・・・二連覇、かぁ」
霧絵「はぐれ観戦者様によるイラストの寄贈もありましたからね。かなりの応援になったのでは・・・」
ビクトリア「そう言えば！ あのイラスト、ほとんどがＨなものだったじゃないの！」
霧絵「そう言われましても・・・＜地下闘艶場＞では、あのようなイラストが好まれるのは自明の理ですので」
ビクトリア「そうかもしれないけど！ 人の恥ずかしい格好を、許可もなく載せないでよ！」
霧絵「そう言ったことは、契約書の中にすべて含まれていますよ？」
ビクトリア「えっ・・・ホント？」
霧絵「本当です。契約書のコピーをお持ちしましょうか？」
ビクトリア「・・・やめとくわ」
霧絵「では、すべての発表が終わりました。皆様、お忙しい中、長時間に渡りありがとうございました。足元に気をつけてお帰りください」
一同「（わいわい）（ぞろぞろ）」
（シーン）
霧絵「・・・皆さん帰ったわよね？ もう誰も残っていないわよね？ ・・・終わったーーーっ！ あー、緊張した〜。こんな大人数を私一人で捌かないといけないなんて、どんな罰ゲームなのよ！ 洋子さんもナスターシャさんも居ないし、事務員さんは体調不良とか言って逃げたし・・・『御前』の第三秘書だからって、司会進行は難しいわよ！ だいたい・・・！（以下略）」