【遥と香夏子のお答えコーナー 其の四】

「遥と!」
香夏子「香夏子の」
香夏子「「お答えコーナー!」」
「このコーナーも四回目になったよ! もう人気コーナーって言ってもいいんじゃないかな?」
香夏子「人気コーナーなら、もっと質問がきててもいいでしょ」
「香夏子は相変わらず意地悪だよね」
香夏子「常識的なだけよ。それじゃ、さっそく進めましょう」
「余韻もないよね・・・」
香夏子「進行はドライさもないとね」
「まあいいや、お答えコーナーいってみよ! 今回の質問はとあるファンさんから。『そういえば恋さんの専門は人物なんでしょうか、風景なんでしょうか?せっかくだから柔道経験を活かして、スポーツ選手の喜びの一瞬を捉えて撮影してみたらいいんじゃないかと思います。』だって!」
香夏子「恋さんっていうのは森下恋さんね。カメラマン・・・じゃなくってカメラウーマン志望なんだっけ?」
???「志望じゃなくてそのものよ!」
「あ・・・」
香夏子「森下さん・・・段取り・・・」
「あっ!・・・ごめん、つい」
「と、というわけで、今回スペシャルゲストがきてます! 森下恋さんでーす!」
香夏子「(ぱちぱち)」
「ど、どぉも〜」
「それじゃ、今回の質問には恋さん本人に答えて貰おうと思います。恋さん、お願いします!」
「(こほん)私のカメラウーマンとしての専門は人物。今までは読者モデルを撮ったりしてたんだけど、確かにスポーツ選手を被写体にするのはいい提案ね」
「お、それじゃスポーツ会場で恋さんを見られるのも近いかもしれないですね!」
「ふっふ〜ん、そのときは私を被写体にしてもいいわよ!」
香夏子「その前に段取りを覚えることをしないと、他の人に迷惑が掛かりますよ」
「(ずーん)」
「ちょっと香夏子! 恋さん凹んじゃったじゃん!」
香夏子「う・・・アドバイスのつもりだったんだけど・・・遥が隣に居たから、つい遥への説教口調で言っちゃった。森下さん、ごめんなさい」
「う、ううん、いいのいいの。年下の高校生に何か言われた程度で、本気で凹んだりしないし」
「・・・結構本気で凹んでたよね?(ひそひそ)」
香夏子「そこは流しなさい。見て見ぬ振りをするのが礼儀よ(ひそひそ)」
「? なにボソボソ言ってるの?」
遥&香夏子「・・・別に?」
「そう? ならいいわ」
「というわけで、今回はスペシャルゲストにも登場して貰った質問コーナー」
香夏子「次はあなたの質問にお答えするかもしれませんよ」
「それじゃ、また次回!」
「恋さん・・・それ、私の科白・・・」
「あ・・・ごめん、つい・・・」
香夏子「これは、本気で反省会が必要ですね」
「ええっ!? 年下からダメ出し!?」
「ちょっと香夏子! それは・・・!」
香夏子「それでは、あればまた次回にお会いしましょう。さようなら」
「香夏子・・・」
香夏子「それじゃ森下さん、反省会に行きましょうか」
「私、成人してるのに・・・ちゃんと働いてるのに・・・高校生に説教って・・・(泣)」


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