【遥とスミレの新春コーナー♪】

「遥と!」
スミレ「スミレの!」
スミレ「「新春コーナー♪」」
「というわけで、今日はスミレと私で新春のご挨拶です!」
スミレ「でもさ、こういうのって普通香夏子ちゃんが相方じゃなかった?」
「それがさ〜、『正月にまで付き合ってられないわよ』って言って、出演拒否されたの。どう思う?」
スミレ「彼氏持ちはしょうがないんじゃない? ラブラブなお正月を送りたいんだよ、きっと」
「むうう、ならしょうがないか。相方がスミレなら、楽しくやれそうだし!」
スミレ「そうそう、楽しんでやらなきゃ!」
「それじゃ本番、行ってみよ〜!」

「昨年は<地下闘艶場>をご贔屓頂き、ありがとうございます」
スミレ「本年も宜しくお願い致します」
「でもさ、最近本編の更新がないよね」
スミレ「えっとね・・・(ごそごそ)なんかね、書き溜めができてないんだって」
「・・・書き溜め?」
スミレ「なんかそう書いてあるよ? 深く突っ込むな、とも書いてあるし」
「それじゃさらっと流して、と。募集選手の試合もやっと四人目だけど」
スミレ「もう募集から半年経つのにね。あと二人出場予定だけど、まだ書き溜めができてないんだって」
「また?」
スミレ「また。そして、第三回シングルトーナメントも書きたいらしいよ?」
「シングルトーナメント! 出たい出たい!」
スミレ「私はいいかな〜」
「でもさ、それももしかして・・・」
スミレ「うん、書き溜めができてないって」
「・・・そればっかりだね」
スミレ「大人の事情、ってやつかな?」
「やな言葉〜。大人ってずるいよね、すぐ『大人の事情だ』なんて誤魔化すし」
スミレ「ホントだよね〜。さー姉もそー兄も、この前だって『大人になればわかるから』なんて言っちゃってさ」
「スミレも言われたことあるんだ。でも、そー兄ってだれ?」
スミレ「さー姉の彼氏。結構男っぽい人。イケメン、って感じじゃないけど、恰好いいんだ〜」
「へ〜、今度紹介して」
スミレ「うーん・・・さー姉がやきもち焼くかも」
「あ、そんなにラブラブなんだ」
スミレ「そーなの! この間だって、家の中でキスしようとしてたりとか・・・」
「わーっ、大胆!」
スミレ「いや、キスくらいは普通っしょ」
「そうなの?」
スミレ「そうでしょ? 遥はその辺奥手だからね〜 お子ちゃまにはわからないかな?」
「スミレ、喧嘩売ってる?」
スミレ「売ってはないけど、相手になるよ?」
「よーし、それじゃ表で・・・」

(ぽーん)

スミレ「何この丸まった紙・・・(がさがさ)あ、そっか、今はお仕事中だった」
「あ・・・ごめんスミレ、ついカッとなっちゃった」
スミレ「私のほうもごめん。遥が可愛いから、ついからかっちゃった」
「可愛い、って・・・(真っ赤)」
スミレ「(こういうところが可愛いよね、遥ってば)」

スミレ「それじゃ気を取り直して、と」
「うーっ、そろそろ試合がしたいー!」
スミレ「部活でやってるんでしょ?」
「してるけど、部活の相手だとそこまで燃える相手も居なくて・・・」
スミレ「でもセクハラもないでしょ?」
「まあ、<地下闘艶場>に比べれば」
スミレ「あるんだ」
「男の子相手だと、まあ多少は」
スミレ「どっちもどっちかぁ」
「でも、私プロレスラーになりたいから、少しでも高いレベルの経験が積みたいんだ。だからセクハラは嫌だけど、<地下闘艶場>で試合することは絶対将来に役立つと思うんだ」
スミレ「そっか、ちゃんと考えてるんだね、遥」
「もっちろん!」
スミレ「それじゃ、今年は遥の活躍の場面が増えることを祈って! 一本締めで締めようか!」
「いいね!」
スミレ「それでは、お手を拝借。よ〜おっ・・・」
スミレ「「(パンッ!)」」
「それじゃ、今回はこの辺で!」
スミレ「また今度、別の機会で会いましょう!」


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