【第一回人気投票 結果発表】

事務員(以下)「<地下闘艶場>に参戦経験のある美女・美少女の皆様、今日はお忙しい中お集まり頂きまして、真にありがとうございます。今日は2008年9月26日から10月11日まで行った人気投票の結果を発表させて頂きます。申し遅れました、本日司会進行を勤める事務員と申します。当初はレフェリーが司会をする予定だったのですが、その情報が漏れた途端に暴動が起こりそうになったため、急遽私が駆り出されました。大役に加えて美しい女性に囲まれ、大変緊張しております」
洋子「司会補佐役の鬼島洋子です。『事務員だけでは頼りない』と『御前』が仰せのため、仕方なしに補佐致します」
「司会補佐役って・・・アシスタントでいいじゃないですか」
洋子「アシスタントと言うと私が貴方より下みたいじゃないですか。だから司会補佐役」
「・・・はい。で、では早速、今日お集まりの皆様を紹介させて頂きます。<地下闘艶場>登場順となっておりますのでご了承ください。栗原美緒様、御堂マヤ様、於鶴涼子様、ビクトリア・フォレスト様、ピュアフォックスこと来狐遥様、藤嶋メイ様、ニナ・ガン・ブルトン様、暮内ゆかり様、天現寺久遠様、茨木美鈴様、沢宮琴音様、沢宮冬香様の計12名です」
洋子「なぜか私も投票枠に名前が入ってましたね。勝手なことを・・・」
「す、すいません。でも、『外伝 御堂マヤ』を読んでくれた方から支持があるんじゃないかと思いまして」
洋子「まったく、人の過去を勝手に暴露しておいて支持もなにもないでしょう」
「・・・風向きが悪くなったので、発表に移ろうと思います」
洋子「総投票数は55票です」
「もっと投票して貰えると思ってたのに・・・」
洋子「所詮弱小サイトだということですね。これだけ投票して頂いただけでもありがたいと思いましょう」
「そうですね! 投票してくださった皆様、大変ありがとうございました。もし第二回の人気投票がありましたら、またお願い致します。投票されなかった方も次はぜひ!」
洋子「懲りてませんね・・・」

「ではまず最下位の発表から。結構いますね。御堂マヤさん、藤嶋メイさん、天現寺久遠さん、沢宮冬香さんの四名です。最下位の方々は、0票です」
冬香「・・・え?」
「0票です」
マヤ「それって、誰も投票してくれなかった、ってことですか?」
「はい」
メイ「べ、別に悔しくなんかないから。勝手に人気投票してればいいんだ」
ニナ「メイさん、もしかして動揺してますぅ?」
美鈴「あらあら、久遠ちゃんもビリなの?」
久遠「うっさいなぁ、お前には関係ないだろうが」
「あ、あと洋子さんも(ぶぉんっ!) あぶなっ! 洋子さん、パンチはやめてください!」
洋子「虫がいまして。それでは、発表を続けましょうか」
「(たらり)・・・は、はい。こうして見ると、打撃系の選手って人気が出ないようですね」
マヤ「でも、琴音さんとニナさん、それにビクトリアさんは最下位じゃないですよね?」
琴音「申し訳ありません・・・」
冬香「謝らないでよ義姉さん、みんなが義姉さんの魅力に気づいてるってことなんだから!」
ニナ「ごめんねぇメイさん」
メイ「・・・謝られると余計むかつくんだけど」
ビクトリア「ふふん、私の格闘スタイルはマーシャルアーツだもの。投げや間接技もあるじゃない。それよりなにより、私にはファンがついてるのよ!」
最下位一同「(ぴきっ!)」
「うわー・・・ビクトリアさん、最下位の皆さんを挑発しまくってます」
洋子「同性には嫌われるタイプですね。夜道には気をつけたほうがいいでしょうね」
「洋子さん・・・冗談ですよね?」
洋子「決まってるじゃないですか(にこっ)」
「・・・(怖い)」

「では次に行きましょう。1票入った組は・・・ニナ・ガン・ブルトンさん、茨木美鈴さん、沢宮琴音さんの3名です」
美鈴「ちょっと待ちなさいよ、私の得票がたった1票なわけないでしょう!(ぶんぶん)」
「ぐ、ぐるじい、離じてくだざい・・・」
琴音「美鈴さん落ち着いて。ほら、深呼吸しましょう?」
美鈴「集計ミスに決まってるでしょ!」
「だ、だれがだずげで・・・」
洋子「・・・さすがにまずいですかね?」
涼子「ふぅ、しょうがありませんね(ごきっ)」
美鈴「きゅぅ」
「げほっ、ごほっ・・・涼子さん、ありがとう、ございました。あ、あの世が見えた気がします・・・ごほっ」
涼子「どう致しまして」
「でも、自分を見捨てずに救ってくれるなんて・・・実は涼子さんって、自分のことを・・・」
涼子「別に貴方がどうなっても構わなかったんですが、目の前で死なれるのも後味が悪いですからね」
「・・・」
洋子「ほら、呆けてないで司会をしてください」
「うぅっ、司会って辛いなぁ・・・美鈴さんと琴音さんに投票された方は、大人の魅力に惹かれての投票だったんでしょうか」
美鈴「(失神中)」
琴音「そんな、大人の魅力だなんて・・・」
ニナ「あの、私も同じ組なんですけど」
「あ、そうでした。ニナさんはぎりぎりまで得票がなかったので、つい・・・」
ニナ「ひどいですぅ! おにぎりですこの人!」
メイ「ニナ・・・それを言うなら『鬼』じゃないのか?」
ニナ「うーんと・・・そうとも言います」
涼子「そうとしか言いませんよ・・・」
「(本当に天然なんだ、この人)」

洋子「こちらでは名前を挙げていなかったのですが、『がんばれマリリン』の看板ヒロイン・マリリン荻原選手にも2票が入っています」
冬香「別サイトのヒロインに負けた私って・・・」
琴音「冬香ちゃん、落ち込まないの」
「残念ながら今は試合中のため、マリリンさんには御越し頂くことができませんでした。またの機会にはぜひお願いしたいです」
洋子「マリリンさんがそれを望むかどうかは別の話ですけどね」
「・・・」

「それでは、第五位の発表です。3票を獲得しました、ビクトリア・フォレストさんです!」
ビクトリア「五位かぁ・・・五位でもたった3票しか入ってないの?」
「はい」
ビクトリア「まあいっか。他の有象無象に比べれば雲泥の差だもんね」
発表済みの面々「(ゴゴゴゴゴ・・・・)」
「び、ビクトリアさん、少し発言のトーンを落として貰えますか?」
ビクトリア「なんで? 事実じゃない」
「事実でも、もう少し他の人のことを考えてですね・・・」
ビクトリア「アメリカ軍人が他人のこと考えてたら、地球の裏側まで派兵なんてするわけないじゃない」
「うわぁ、その発言はもっとまずいですって!」
ビクトリア「なんで? 事実じゃない」
「い、一旦コマーシャル!」

「ちょっとしたドタバタがありましたが、続いては第四位の発表です。5票獲得、暮内ゆかりさんです!」
ゆかり「うわーい! ゆかりが四位〜! メイちゃんに勝ったー!」
メイ「ぬぐぐ・・・」
ニナ「メイさん、落ち着いて。大人な態度で、ね?」
メイ「落ち着いてるよっ!」
ゆかり「ふっふ〜ん、メイちゃんにはないゆかりの色気に皆メロメロになったのかも(くいっ)」
メイ「ゆかり、お前・・・!」
涼子「色気と言うより、オールヌード披露のせいじゃないですか?」
ゆかり「・・・え?」
美緒「確かに、すっぽんぽんになったのってゆかりちゃんだけだもんね」
ゆかり「ち、違うもん、ゆかりの魅力だもん!」
「魅力的な体型だったのかもね」
メイ「ぷっ」
ゆかり「うわーん、皆ひどーい!」
「(なんで女性って、誰かをいじめるときって息が合うのかなぁ)」
洋子「聞こえてますよ」
「(びくっ!)」

「それでは、トップ3の発表に移りましょう。第三位は8票を獲得した、栗原美緒さんです!」
美緒「え、嘘、私が三位? もっと下だと思ってた!」
「第三位からは、投票くださった方からのメッセージがあります。美緒さんには
『美緒さんが好きです。』
というシンプルなものが寄せられました」
美緒「(赤面)うわぁ、ストレートに言われるとけっこうくるのね」
「あまり下馬評は高くなかった美緒さんですが、第三位に食い込みました。理由はなんでしょうね?」
「やっぱり、アイドル並みのルックスだと思います! あと強さ!」
ニナ「プロポーションが劇的に変わったからじゃないですかぁ?」
ビクトリア「誰とでも絡める、ってとこじゃない? 涼子と普通に会話してる子って珍しいわよ」
涼子「私をなんだと思ってるんですか・・・でも、嫌味がないところが美緒さんらしさかもしれませんね」
美緒「ちょっと、皆ほめ過ぎだってば」
洋子「<地下闘艶場>に二回出場して、未だに勝ち星がないことに同情票が集まったのかもしれませんね」
美緒「(ひくっ)」
涼子「そんな言い方はないでしょう、洋子さん」
美緒「涼子さん・・・庇ってくれるの?」
涼子「私は全部で四勝してますが」
美緒「涼子さんのいじめっ子ぉーーー・・・!」
「あ、ちょっと美緒さん! おーい・・・行っちゃった」

「さて、残すところはあと二人。第二位は・・・9票獲得、於鶴涼子さんです!」
涼子「・・・え?」
「あれ、意外な反応が・・・」
涼子「私が第二位、ですか?」
「そ、そうですけど・・・」
涼子「そうですか。(ため息)嬉しいです」
「(全然嬉しそうじゃないんですけど)えー・・・涼子さんには、
『毅然として、そのくせ純白の下着というキャラが最高』
というメッセージが寄せられました」
涼子「ど、どういう意味なんでしょうか? 下着が白だとまずいんでしょうか」
美緒「(ひょこっ)涼子さんってSっ気が強いから、黒だとか紫だとか、そういうイメージがあったんじゃないですか?」
涼子「人をSMの女王様みたいに言わないでください」
美鈴「そうよ、私が本物の『女王様』なんだから!」
「うわっ、復活した!」
久遠「わかったわかった、ほら、あっち行こうな」
美鈴「え、久遠ちゃん、やっとその気に」
久遠「(どがっ!)」
美鈴「きゅぅ」
「・・・誰ですか、あの人を<地下闘艶場>に呼んだの・・・」
洋子「え? 私はてっきり貴方が呼んだのかとばっかり」
「美鈴さんを選手として呼んだのって、美鈴さんの店で遊んだ人でしょ? 自分にその手の趣味はありませんよ」
洋子「じゃあ、無業か真崎でしょうか?」
「あの二人にSMの趣味があるとは聞いたことがないですけど・・・謎が残りましたね」

「と言うわけで、第一回人気投票、栄光の第一位は!」
洋子「獲得票数25票! 総投票数の約半数という圧倒的な得票により、ピュアフォックスこと、来狐遥さんです!」
「えーーーっ! マジですか!? ホントのホント?」
「ホントのホントです」
「・・・どっきり?」
「違いますってば」
「ってことは・・・やったぁーーーっ!」
美緒「遥ちゃん、おめでとう!」
「美緒さん・・・ありがとーっ!」
美緒「うんうん、良かったね、って・・・痛いーっ! 遥ちゃん痛いってば! 離してーーーっ!」
「ご、ごめんなさい、嬉し過ぎて手加減忘れてました」
「なんて殺人級のハグ・・・」
洋子「羨ましいですか?」
「いえ・・・自分だと死にかねませんから、遠慮しときます」
「あ、安心してください、頼まれてもしませんから!」
「・・・」
洋子「遥さんにはたくさんのメッセージも寄せられています。投票した理由として、
『強いのにうぶなところ』
『女子プロレスラーだから』
『コスプレさせてのファイトが、めっちゃサイコー』
『覆面が良いですね 剥がされちゃうし』
『ピュアフォックスは俺の嫁』
などが挙げられました」
「よ、嫁ですか・・・(汗)」
美緒「気にしなくていいと思うわよ? ネット独特の『好き』っていう表現だろうし」
マヤ「美緒さんも『好き』って言われましたよね」
美緒「マヤちゃん・・・それを言うなら、そっちだって『御前』と・・・」
マヤ「ちょ、ちょっと美緒さん、それは言わなくてもいいじゃないですか!」
「藪蛇だねマヤちゃん」
マヤ「・・・知らない」
「それでは遥さん、今のお気持ちは?」
「そうですね・・・皆さんの応援で、私なんかが一位になれました。一度はプロレスを諦めようと思ったこともあったけど、応援がある限り頑張れるのがレスラーです! 絶対に、もう一度皆さんの前に帰ってきます! それまでちょっとの間待っててくださいね!」
「と言うことは、<地下闘艶場>でまたセクハラされても大丈夫ってこと・・・」
「とおっ!(フライングクロスチョップ)」
「がふっ!」
「まったく、乙女心がわかってないんだから!」
洋子「所詮は<地下闘艶場>男性関係者。厭らしいですね」
「じ、自分が殺される前に閉めたいと思います。今日は皆さん、お集まり頂き、ありがとうございました。お帰りの際は足元に気をつけて・・・」
美緒「遥ちゃん、お祝いにどっか食べ行こっか」
「いいですね! あ、皆もどうですか?」
メイ「そうだね。折角の機会だし」
ゆかり「じゃあ、ゆかりも!」
ニナ「大勢での食事って楽しいですよね〜」
美鈴「どうせなら、私の店で・・・」
久遠「(ぼかっ!)だからお前の店ってSMクラブだろうが! やめい!」
冬香「義姉さん、私たちは残念会しょうか・・・」
琴音「あら、皆さんと一緒でいいじゃない。ほら、行きましょう」
涼子「私が二位・・・納得いきません・・・」
ビクトリア「ほら涼子、済んだことは忘れて、パーっといきましょ!」
マヤ「そうですよ涼子さん、私なんて『御前』との(ゴニョゴニョ)まで描かれたのに0票だったんですから・・・」

(ワイワイガヤガヤ)

(ザワザワ・・・)

(シーン・・・)

洋子「誰も聞いていませんね。では、私もこれで」

(コツコツコツ・・・)

(ぽつーん・・・)

「うぅっ・・・『御前』、自分には無理な仕事でしたよ・・・(落涙)」
レフェリー(以下)「だから俺に任せとけばよかったんだよ。直前に司会変更しやがって」
「うわぁ、名無しのレフェリー!」
「やかましい! 俺に名前がないのは誰のせいだ!」
「・・・『御前』?」
「てめぇ、『御前』の名前を出せば俺が怯むとでも思ってるのか! だいたい、司会補佐役があのきつい洋子だってのも(カッコーン)あうっ」
「なんで突然ハイヒールが・・・あれ?(くんくん)この匂いは確か洋(カッコーン)あうっ」
洋子「まったく、これだから『御前』以外の男は嫌いなんです。『御前』も大変ですね、こんな無能ばかりで。もし第二回をするにしても、人選を考えないと・・・あら失礼。これで第一回人気投票結果発表を閉めたいと思います。参加・投票してくださった皆様、ありがとうございました。これからもこのサイトを宜しくお願い致します」

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