【第二回人気投票 結果発表】

洋子「<地下闘艶場>に参戦経験のある女性選手の皆様、本日はお忙しい中お集まり頂き、真にありがとうございます。今日は2009年6月26日から7月17日まで行った、第二回人気投票の結果を発表させて頂きます。申し遅れました、本日司会進行を勤める鬼島洋子です」
ナスターシャ(以下ナス)「同じく、ナスターシャ・ウォレンスキーだ」
洋子「前回は事務員と私で司会進行しましたが、事務員がトラウマ・・・ではなく、体調不良のため、今回は私とナスターシャで司会進行していきたいと思います」
ナス「つまり、女だけの発表会ということだな」
洋子「今回の総投票数は、53票です」
ナス「前回より期間を長くしたのに、投票数は減っているな」
洋子「最初は三日に一度しか投票できない仕様にしたからですかね」
ナス「それを結局一日に一度に変えたんだからな。最初からそうしていればよかったのに」
洋子「その話はその辺で。後でじっくり締め上げ・・・じゃない、注意してあげましょう」
ナス「お前、そこまで事務員嫌いか・・・」

洋子「まずは・・・残酷ですが、得票がなかった方々の発表です。御堂マヤさん、藤嶋メイさん、茨木美鈴さん、沢宮琴音さん、沢宮冬香さん、九条雪那さん、鈴代咲夜さん、夏海・マウルシア・エスカーナさん、芦鷹アウラさん、本多柚姫さん、笹塚水華さん、ナスターシャ、以上の12名です」
マヤ「いいんです、私は『御前』さえいてくれれば・・・」
洋子ナス「(ぎろり)」
マヤ「え、なんで洋子さんもナスターシャさんもこっちを睨むんですか!?」
メイ「また0票か。いいんだ、私は空手道を貫く!」
美鈴「まったく、前回といい今回といい、皆見る目がないわね!」
琴音「今回は冬香ちゃんと一緒ね」
冬香「そうだけど・・・これは嬉しくないなぁ」
雪那「別に、<地下闘艶場>で人気があろうがなかろうが、仕事には関係ありませんから」
咲夜「うーん・・・ちょっと悔しいですね」
夏海「えーっ! あれだけ恥ずかしい思いさせられて、誰も投票してくれなかったの!?」
アウラ「・・・別に、感想はありません」
柚姫「夏海もアウラもお仲間か。ま、しょうがないか」
水華「目立つのは苦手ですから、最下位でも構いません」
ナス「ふぅ、有象無象と一緒にされるとは・・・」
最下位の面々「おいっ!」
柚姫「銀狐、喧嘩売ってんのか!」
洋子「ナスターシャ、悔しいからと言って他の皆さんに八つ当たりしては駄目ですよ(勝ち誇った笑み)」
ナス「貴様、自分が最下位じゃないからって・・・後で覚えていろ」

洋子「次は、1票獲得した方々です」
ナス「ニナ・ガン・ブルトン、森下恋、房貞沙莉、それに洋子の四名だ」
ニナ「わー、前と一緒の1票ですね。嬉しいですぅ」
「嬉しくないわけじゃないけど、1票って微妙ね」
沙莉「私も同感。ま、0よりはマシって思わなきゃ」
洋子「私にも1票頂きましたか。ありがとうございます」
ナス「人に偉そうに威張っておいて、たった1票か」
洋子「あら、1票でも貴女より上なことには変わりありませんよ?」
ナス「うるさい!」
柚姫「・・・ちょっと銀狐が可哀想だな」
ナス「同情するなら票をくれ!」
他の一同「いや、古いわ!」

ナス「こほん、第八位は、1票獲得の稲角瑞希。メッセージがあったため同じ1票でも八位だ」
洋子「メッセージは
 『可愛い娘です』
というシンプルなものでした」
瑞希「え? 可愛い? ボクが? そうかなー?(テレテレ)」
久遠「気質は男っぽいのに、中身は結構乙女だからな」
瑞希「な、なに言ってるんだよ久遠!」
「彼氏持ち、ってのは関係あるのかな?」
他の一同「(ぴくっ)」
瑞希「誰が彼氏持ちだ!」
夏海「ねぇねぇ、瑞希の彼氏ってどんな人? カッコいい?」
洋子「アシュタルトと言って、フランス人です。イケメンと言っていいでしょうね」
瑞希「べ、別に彼氏でもないし、付き合ってもない!」
美緒「またそういうこと言って。本当は好きなんでしょ?」
瑞希「全然!」
涼子「でも嫌いではないんですよね?」
瑞希「それはまぁ、ね」
咲夜「典型的なツンデレですね」
瑞希「ツンデレじゃない! デレてない!」
ナス「否定すればするほどドツボにはまっているな。少しは素直になれないものか?」
瑞希「だから違うってーーーっ!」
沙莉「否定すればするほど、本心が露わになっていってるわね」

洋子「次は第七位、2票獲得した暮内ゆかりさんです」
ゆかり「えーーーっ! ゆかりがたった2票なのーっ!?」
メイ「やかましい! 2票でもありがたく思え!」
ゆかり「ぶーっ。でも、0票のメイちゃんよりは上だもんね」
メイ「・・・シングルトーナメントでまたすっぽんぽんにされたくせに」
ゆかり「わーっ! なんでメイちゃんが知ってるのよーっ!」
メイ「私だけじゃない、皆知ってるぞ」
美鈴「ふぅん、すっぽんぽんにねぇ・・・ねえゆかりちゃん、お姉さんとこれから向こうに行きましょうか? そして生まれたままの姿になってしっぽり・・・」
久遠「(どげしっ!)」
美鈴「きゅう」
久遠「全く、相変わらずだなこいつ」
ゆかり「なにこの変な人、百合な人?」
洋子「そうです。しかもSMの女王様です」
ゆかり「ゆかり、そっちの気はないのに。やっぱりカッコイイ男の子じゃなきゃ!」
メイ「ふん、彼氏もいないくせに」
ゆかり「そういうメイちゃんだっていないくせに」
メイ「わ、私は空手があればいいんだ!」
ゆかり「ふっふーん、ゆかりは今いないだけで、候補はたくさんいるもんね」
美緒「はーいそこまでそこまで。喧嘩してると、こわーいお姉さんたちが止めに来るわよ?」
他の一同「(なぜか沈黙)」
ナス「誰のことを言っているのかはわからんが、喧嘩が止まったのでよしとしようか」

ナス「続いて第六位。3票獲得、栗原美緒!」
美緒「六位かぁ・・・前回は三位だったのにな〜」
洋子「美緒さんにはメッセージも届いています。
 『名前と性格が一番好みです』
とのことです。ちなみに、エキドナへの得票はありませんでした」
美緒「名前は親に感謝だけど、性格が一番好みって嬉しいわね」
「さすが美緒さん! 滲み出る性格の良さが皆にも伝わってるんですよ!」
美緒「ありがと遥ちゃん。でも、そんな大声で言わなくてもいいから。改めて言われると恥ずかしいし」
ナス「最近の出番は少ないくせに・・・」
美緒「ちょっとナスターシャさん、今ぼそっと酷いこと言わなかった?」
ナス「気のせいだろう」
洋子「ナスターシャ・・・今日はえらく僻むわね。そんなキャラだったかしら?」
ナス「僻んでなどいない。投票者の見る目のなさに腹が立っているだけだ」
「それって同じことじゃないの?」
柚姫「だな」
ナス「ああ、わかったわかった。次に行くぞ」
洋子「(この普段と違う反応、あの日でしょうか?)」

洋子「第五位は・・・え?」
ナス「おっと、これは意外だな。4票獲得で五位になったのは、前回圧倒的な得票でトップを飾った、ピュアフォックスこと来狐遥!」
「え・・・えぇぇ、マジっすか?」
ナス「大マジだ」
洋子「あと、ダークフォックスへの投票はありませんでした」
「そっかー・・・せめて三位までには入ってると思ったのになー(がっくり)」
美緒「まあまあ。仲良く順位が並んだからいいじゃない」
「美緒さん・・・ありがとー!」
美緒「いたたた! だから力一杯のハグはやめなさいって!」
ゆかり「ここにも百合の人がいた・・・」
美緒「誰が百合よ!ったたた! だから痛いって遥ちゃん! 離しなさい!(びしっ!)」
「あいたっ! デコピンでこの威力なんて・・・凄いですね美緒さん(デコさすり)」
美緒「(ハグの痛みに声なし)」
久遠「遥、お前ちょっとは手加減ってものを覚えろよ」
「うーん、常に全力っていうのが身に染みついてるから、手加減は難しいね」
水華「美緒さん、本気で痛がってますよ?」
「え? あ、美緒さんごめんなさい!」
美緒「だ、大丈夫、でも、もう少しそっとしといて」
「美緒さんに嫌われたー!(がーん) あんなに二人で仲良くしてきたのにー!」
美緒「だから、誤解される言い方はよしなさい!」
美鈴「お仲間はっけ〜ん(ゆらり)」
美緒「仲間じゃないわよ!」
美鈴「隠さなくてもいいのよ、大丈夫、私が優しく開発してあげるから」
久遠「(どげしっ!)」
美鈴「きゅう」
久遠「おい、運営のほうでこいつ見張っといてくれよ」
洋子「あまり関わりたくないので、お断りします」
ナス「同じく断る。触るとこっちまで毒されそうだ」
琴音「酷いですよ皆さん。性癖はどうであれ、少しは優しく・・・」
美鈴「ここにもお仲間が・・・(むぎゅっ)」
琴音「ひっ!」
冬香「なに義姉さんのバスト触ってるのよっ!(どがっ!)」
美鈴「きゅう」
久遠「なんか・・・段々回復力が上がってないか?」
洋子「・・・本気で隔離を考えたほうがいいかもしれませんね」

ナス「第四位は、8票獲得したビクトリア・フォレストだ」
洋子「前回から大幅に票を伸ばしてきました」
ビクトリア「ふふっ、皆私の魅力に気づいたのね」
ナス「実は一人が猛プッシュしていたらしいがな」
ビクトリア「いいのよ、一人の熱烈なファンがいるってことじゃない。それだけでも嬉しいわ。だって一人のファンもいない人に比べたら、ねぇ?」
最下位の一同「(ぴきっ)」
洋子「前回同様、自分より下の順位の人間を挑発しまくってますね。後でどうなっても知りませんよ」
ビクトリア「喧嘩になるっていうの? ふふん、望むところよ。モトハシにリベンジするために、かなり鍛えてきたんだから」
涼子「元橋様を呼び捨てとは・・・その報い、身体に刻んであげます」
「わーっ、涼子さんストップ!」
美緒「涼子さん、ここで暴れたら発表が止まっちゃうから! 涼子さん優勝かもしれないんですよ?」
涼子「くっ・・・そういうことなら、今は押さえましょう」
ナス「やれやれ、血の気の多い奴らだ」
洋子「ナスターシャ、貴女がいいますか・・・」

洋子「さあ、とうとうトップ3の発表です」
ナス「まず第三位は・・・」
洋子「9票獲得、天現寺久遠さんです!」
久遠「あたしが三位かぁ・・・いいのかね(照)」
洋子「前回は0票でしたからね」
久遠「・・・」
ナス「しかし、外伝は書いて貰えるわ、PAPAさんのイラストつきだわ、他サイトのヒロインと設定で絡むわ、タッグトーナメントで優勝するわ、美味しいところを持っていったな」
久遠「別にそんなつもりじゃ」
「久遠も彼氏いるのにね」
久遠「!」
他の一同「(ぴくぴくっ)」
夏海「ねねね、久遠の彼氏ってどんな人? やっぱりカッコいいの?」
洋子「河井丈と言って、かなりのイケメンですね」
久遠「いや、丈とはそんな関係じゃなくて」
ニナ「丈、って下の名前を呼び捨てですか。かなり親しい関係なんですね〜」
久遠「違う、丈って呼ぶのは最初からそうでだな」
アウラ「なるほど、最初から親しい関係だったんですね」
久遠「違う違う、そうじゃない!」
「違う違う、そうじゃ、そうじゃな〜い♪」
久遠「歌うなーっ!」
瑞希「さっきボクのことチャカした罰だね。いい気味だ」
久遠「・・・んだと? 喧嘩売ってんのか瑞希」
瑞希「売ったつもりはないけど、やる気ならやるよ?」
美緒「はーいストップ。二人とも熱くならないの。『十七歳処女同盟』ってタッグ組んで優勝したくらいコンビネーションよかったんだからさ」
雪那「そういえば、私と涼子さんのチームに勝ったのって貴女たちでしたね。あのとき私たちが勝っていれば、優勝賞金はこちらのものだったのに・・・そうすれば借金も帳消しに・・・(ぶつぶつ)」
涼子「雪那さん、古い話は持ち出さないでください。それにそれを言うなら、雪那さんが頑張っていれば優勝できたんですし」
雪那「うっ、そう来ますか」
久遠「瑞希、この件はまた後でな」
瑞希「わかった。後でゆっくりと、ね」
洋子「全て終わって解散するまでは喧嘩しないでくださいよ(ため息)」

洋子「さて、残すところは後二人!」
ナス「第二位は・・・」
洋子「10票獲得、於鶴涼子さんです!」
涼子「なっ・・・また、私が二位ですか?」
洋子「はい」
ナス「涼子にもメッセージがあるぞ。
 『涼子ファンですからw』
というものだ」
洋子「涼子さんは途中まではトップをキープしてたんですが、最後に逆転されてしまいました」
涼子「私が二位・・・集計ミス、ということはありませんか?」
琉璃「見苦しいですわよ涼子さん。結果が全てなのですから」
涼子「(きっ!)」
洋子「琉璃さんから余裕のコメントが出ましたね。では、発表を続けます」

ナス「ということで、第一位は・・・」
洋子「12票を獲得した、八岳琉璃さんです!」
琉璃「ま、当然ですわね」
ナス「琉璃にはメッセージが二つ届いてるぞ。
 『強いのが一番。』
 『今後どうなるか一番気になるキャラなので』
というものだ」
琉璃「今後? 私、<地下闘艶場>にもう参戦予定はありませんわよ」
洋子「人気投票で一位になった以上、再参戦は充分ありえますね」
琉璃「そうですか。あまり乗り気にはなれませんが、考えておきましょう」
ナス「では、折角トップになったんだ。なにかメッセージを貰えるか?」
琉璃「投票して頂いた皆様、ありがとうございます。これからも強さと美しさを磨いていきますので、引き続きの応援、宜しくお願い致しますわ。でも今回人気投票の一位を頂いたことで、強さ、美しさ、人気、実力、全てにおいて私がトップだと言うことが証明されましたわね」
他の一同「(ぴきっ!)」
夏海「うわー、嫌味な子!」
美鈴「でもそこがいいじゃない。高飛車な女を追い詰め、屈服させる。ああ、想像しただけで堪らないわ・・・」
久遠「こいつ、しれっと復活してやがる」
洋子「・・・ここまでくると、もう病気ですね」

洋子「さあ、全ての順位が発表されたところで・・・」
柚姫「銀狐、もっかい勝負しろ!」
ナス「ふん、面白い。今度は油断しないからな」
久遠「もう発表会も終わりだな。瑞希、表出ろ」
瑞希「ふぅん、やろっての? 面白いじゃん」
涼子「では、今度こそ決着をつけましょうか?」
琉璃「ふふっ、決着も何も、私のほうが上じゃありませんか」
洋子「皆さん落ち着いてください、収拾がつかなくなるので・・・」

(ばーん!)

菊奈「ちょっと待った〜」
「菊奈さん、なんですかこんなとこまで引っ張ってきて! 首から手を離して!」
菊奈「(聞いていない)私、呼ばれてない〜」
洋子「菊奈さんは、人気投票が始まったときにはまだ登場してなかったですから」
菊奈「皆だけずるい〜」
洋子「ずるくありません!」
ナス「怒りっぽいな。最近、更年期に入ったんじゃないか?」
洋子「・・・なんですって?」
久遠「もういい、ここで始めるぜ!」
瑞希「来なよ久遠!」

(会場内大混乱)

美緒「ちょっと、なんであちこちで乱闘が始まっちゃったの?」
「わかんないです・・・あぶな、誰だ今物投げたのー!」
美緒「ちょっと、遥ちゃんまで!」

(ひょこっ)

事務員(以下事)「あーあ、大乱闘になってる。いたた、胃が痛い。そ、それでは、最後だけ自分が締めさせて頂きます。これで第二回の人気投票を終わりま(がすっ)」
メイ「ちっ、避けるなゆかり!」
ゆかり「メイちゃんのへたくそー!」
「(声もなく悶絶)」
久遠「やるじゃないか瑞希!」
瑞希「そっちこそ、我流のくせに勘がいいね!」
「あ(げしっ)」
涼子「くっ、想像以上に手強いですね」
琉璃「涼子さんこそ、私の予想の三割増しの強さですわ」
「ぎ(どすっ)」
柚姫「洋子とか言ったな、私の邪魔するなよ」
洋子「あら、邪魔をしているのは貴女じゃないですか」
ナス「私はどっちでもいいぞ。来い!」
「ぶっ(ごっ)」
美鈴「さて、誰を持ち帰ろうかしら」
冬香「義姉さんに近づくな!」
「げはっ(ばきっ)」
ビクトリア「誰の挑戦でも受けるわよ!」
菊奈「わー、バトルロイヤルみたーい」

(一層大混乱)

「ごふっ・・・み、みなさん、もし三回目の人気投票があったときには、ぜひ投票をお願いします・・・(がくっ)」

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