【閑話休題 座談会 其の六】

涼子「毎回五話分が終わった時点で行う座談会、今回は三十回終了という節目に第六回目を行います。今回も私、於鶴涼子の司会で進めさせていただきます。今日お集まりの方々は、全員が初めての座談会ですね。では皆さん、名前、年齢、職業、格闘スタイルを含めた自己紹介をお願い致します。まずは私から。21歳で、職業は受付嬢。格闘スタイルは合気道です。では恋さんから、登場の順にお願いします」
「森下恋です。『こい』と書いて『れん』と読みます。23歳で、職業は・・・写真家です。格闘スタイルは柔道です」
琉璃「写真家の前の間はなんですの? まあいいですわ、八岳琉璃です。17歳の学生です。格闘スタイルですか? そうですね・・・総合格闘技、といったところでしょうか」
夏海「私は夏海・マウルシア・エスカーナ。ダンサー志望の19歳で、今はアルバイトで食い繋いでるの。格闘スタイルはカポエラだけど、ダンスの動きも混ぜてるわ」
アウラ「芦鷹アウラです。同じく19歳で、陸上自衛隊に所属しています。格闘スタイルは自衛隊式格闘術になります」
柚姫「本多柚姫、20歳。料理人で、格闘スタイルは古武術」
涼子「ではここで毎回恒例の、バストサイズの発表をさせていただきます。恋さん90のEカップ、琉璃さん89のFカップ、夏海さん93のGカップ、アウラさん86のDカップ、柚姫さん85のEカップですね」
「ちょっと、なんでそんな発表するのよ!」
夏海「そうよ、涼子自分のサイズ言ってないし!」
「いや、そこは別に・・・」
涼子「失礼しました、私は85のDです」
「律儀に言ってるし・・・」
琉璃「涼子さんと仰いましたわね。個人情報は簡単に洩らさないでいただけます?」
柚姫「別にいいじゃないか、減るもんじゃなし、女同士なんだしさ」
夏海「琉璃、もしかして私にバストサイズ負けたから悔しいの?」
琉璃「(ちらりと夏海を見て)ウエストは私の方が締まってるから構いませんわ」
夏海「んなっ・・・!」
涼子「はい、そこまで! 折角の座談会なんですし、仲良くしましょう。ほら、ケーキも美味しいですよ?」
柚姫「(ぱくっ)ふむ・・・甘過ぎないのがいいね。これなら何個でもいけそうだ」
アウラ「料理人である柚姫さんのお墨付きなら、おいしいことに間違いないでしょうね。(ぱくり)ほんとだ、これはおいしいですね」
「(ぱくぱく)ううっ、おいしいけど、またダイエットしなきゃ・・・」
琉璃「(もぐもぐ)あら、中々おいしいですわね。ばあやの作ったお菓子には負けますが」
夏海「ばあやって・・・このハイソサエティ!(ぱくぱく)うーん、私はもっと甘い方がいいな(ぱくぱくぱく)」
涼子「そう言う割りにはフォークが進んでいるようですが・・・では、そろそろ座談会を始めたいと思います」

涼子「まずは第二十六話、恋さん対早矢仕杜丸、コンテ・大倉です。恋さんの衣装はレオタードと柔道着の上、それに帯ですね」
夏海「なんか突っ込みどころ満載なんだけど。対戦相手が二人ってことは、一対二のハンデ戦? それに柔道着の上のみって、太ももは丸出し?」
「一人をあっさり倒したのに、もう一人乱入して来ちゃったのよ! 足は丸出しだったわよ。恥ずかしいったらなかったわ」
涼子「恋さんは早矢仕をあっさりKOしましたが、ボディチェックのときにレフェリーに手を上げたため、そのままもう一試合コンテ・大倉と闘うというペナルティを課されました。しかもなぜか早矢仕もそこに参戦し、一対二での闘いとなりました」
「一人一人なら勝てた自信があったけど、二人が相手じゃね・・・しかもレフェリー入れたら三人掛かりだし」
夏海「やっぱりあのドエロレフェリー、審判の分際で男の選手に加担するのね」
涼子「審判はいつも女性の敵ですよ。恋さんは一対二での闘いに次第に追い詰められ、柔道着を外されます。次にレオタードを破られて下着を剥き出しにされ、ブラもずらされました。最後は三人掛かりでのセクハラを受け、その姿を愛用のカメラで撮影されてしまいました」
「なんで言うのーーーっ!」
琉璃「憐れ、ですわね」
アウラ「あの、その写真とネガはどうなったんですか?」
「そういえば・・・どうなったんだろ、わかんない・・・カメラはちゃんと家にあったんだけどね」
涼子「ところで恋さん、試合後に仕事を斡旋されたそうですが、どうなったんですか?」
「それがね、仕事があるからって紹介された場所に行ってみたら、撮影があったのよ!」
柚姫「別におかしなところはないんじゃないか? カメラマンって撮影するんだろ?」
「・・・私が撮影される側だったの」
夏海「モデルで、ってこと?」
「そ。しかも水着で」
琉璃「グラビアアイドルってことですわね。それで? 話が違うからと怒って帰ったんですの?」
「それが・・・」
アウラ「それが?」
涼子「カメラマンから、『被写体として撮られるのもいい経験だから』と丸め込まれて水着姿を撮られたんですよね?」
「な、なんで知ってるのよ!」
涼子「それに最後はノリノリだったみたいですが。そのときの写真がこれです」
「なんで持ってるのよ!」
夏海「えー、見せて見せて・・・うわぁ、凄いセクシー」
アウラ「本当ですね、綺麗に写ってますよ」
琉璃「こちらを本業にしたらどうですか? もっとウエストを搾って」
「ひ、人が気にしてることを!」
アウラ「でも、本当にいい写真だと思いますよ。自分も撮ってもらいたくなりました」
「え、ほんと? じゃ、私が撮ってあげる! いつがいい? 水着がいいの? 場所は海か、川原でもいいわね、それから・・・」
アウラ「あ、あの・・・」
琉璃「アウラさん、適当な相槌を打つから恋さんが舞い上がってるじゃありませんか。もう少し言葉を選んだ方が宜しくてよ」
「え、じゃあ今のはお世辞だったの!?」
アウラ「いえ、恋さんが綺麗に写ってると思ったのはお世辞じゃないんです。でも、自分も撮ってもらいたいというのは、その・・・」
「そ、そうなの? いいのよ、気にしないで。私も全然気にしてないんだから・・・」
柚姫「気にしてないって口調じゃないね」
夏海「じゃあさ、私がダンスしてるとこ撮ってよ! その写真をコンテストに応募するときに使うから」
「そう! じゃあ撮影はいつにしよっか、ダンスしてるとこ撮るんだったらロケーションも考えなくっちゃね、後は・・・」
夏海「じゃあさ、こういうシチュエーションで行こうよ! 他にはこういうのでさ・・・」
涼子「・・・盛り上がっている二人は放っておいて、次に行きましょうか」

涼子「次は第二十七話、琉璃さんの闘いです。私と同じく三連戦して、相手がマンハンッタンブラザーズの二人、ジョーカー、そして最後は・・・も、元橋様!?」
琉璃「あら、涼子さんも元橋の小父様をご存知?」
涼子「お、小父様!?」
夏海「ど、どうしたの涼子、急に焦っちゃって」
涼子「(はっ)こほん、お見苦しいところをお見せしてしまいました。で、では試合の詳細を。琉璃さんは最初マンハッタンブラザーズ1号と闘う筈でしたが、ボディチェックを拒否したため、マンハッタンブラザーズ1号2号の二人と闘うこととなりました」
「一対二のハンデ戦か。私と一緒ね」
琉璃「勝ったところが違いますわ」
「な・・・!」
涼子「恋さん落ち着いて。琉璃さんはマンハッタンブラザーズの二人を秒殺しました。レフェリーから二戦目を提案されるとそれを承諾し、ジョーカーと対戦しました」
アウラ「ジョーカーって・・・外国人ですか?」
涼子「いえ、ピエロの格好をした日本人です。琉璃さんは衣装を切られるものの、最後は関節技でギブアップ勝ちを収めました」
柚姫「衣装を切られた、って言ったね。それは凶器を使ってたんじゃないのかい?」
琉璃「そうだと思いますが、レフェリーがボディチェックを行わなかったから詳細はわかりませんわ。まったく審判ともあろう者が、小物もいいところでしたわ」
涼子「三戦目は元橋様ですね」
夏海「ねえ涼子、なんで元橋『様』なの?」
アウラ「そういえばそうですよね。他の男性選手は呼び捨てなのに、なぜ元橋っていう人にだけ『様』をつけるんですか?」
涼子「それはその・・・私の心の師匠だからです。ええ、そうに決まってます」
琉璃「小父様は私の本当の師匠ですわよ?」
涼子「なんですって!」
「りょ、涼子ちゃん?」
涼子「(はっ)こほん、何度もお見苦しい点を見せてしまい、失礼しました。琉璃さんと元橋様の闘いは、元橋様有利で進みました。琉璃さんは自ら衣装を脱ぎ捨て、それを元橋様に踏ませるという作戦を行い、見事成功して左右のフックでダウンを奪ってフォール勝ちしました。事実は元橋様が勝ちを譲った、ということらしいですが」
琉璃「事実ですけど、棘がありませんこと?」
涼子「いいえ、そんなことはありませんよ?(微笑)」
琉璃「なら私の勘違いですわね。申し訳ないことをしましたわ(微笑)」
夏海「な、なに二人の間のこの空気・・・」
「見えない火花がバチバチ散ってるわね」
涼子「では、次に進みましょうか(微笑)」
琉璃「ええ、お願いしますわ(微笑)」
柚姫「(二人ともプライド高いねぇ。無事に終わるといいけど)」

涼子「次は第二十八話、夏海さんの試合ですね。対戦相手はジグ・ソリタード。衣装はリオのカーニバルを思わせる極小のゴールドビキニです」
夏海「思い出しちゃった・・・私、よくあんなの着て闘えたと思うわ」
柚姫「そんなにエグイ衣装だったのかい?」
涼子「写真もありますが、見ますか?」
「うっわぁ・・・ほとんど隠れてるとこがないじゃない」
琉璃「・・・よくこんな衣装で闘えましたわね。ある意味尊敬しますわ」
夏海「なんかムカつく言い方ね」
涼子「闘いの前のボディチェックから夏海さんは嬲られ続け、殆ど反撃することができませんでした」
夏海「ちゃ、ちゃんと反撃したわよ、失礼ね!」
涼子「でも、ブラを取られてしまったじゃないですか」
夏海「そ、そうだけど、それとこれとは」
琉璃「あら、乳首まで披露したんですか? 無様ですわね」
夏海「なんですってぇ!?」
涼子「夏海さんはトップレスにされ、もう少しで下も取られそうになってしまいました」
柚姫「この格好じゃ、トップレスでも余り変わんない気がするけどねぇ」
夏海「あのね、乳首が見えるのと見えないのとじゃまるで違うんだから! 雲梯の差ってやつよ!」
琉璃「それを言うなら雲泥の差ですわよ」
夏海「似たようなもんじゃない!」
アウラ「あの、二人とも、喧嘩はやめませんか?」
涼子「トップレスのまま嬲られた夏海さんですが、最後はレフェリーをビンタで、ジグをエルボーで倒しています」
夏海「あれくらいじゃ腹の虫が治まらなかったけど、優しい私は一発ずつで勘弁してあげたの」
涼子「退場する際、審判を踏みつけてますよね?」
夏海「弾みよ弾み、気にしないで。たまたま退場する方向に寝てたほうが悪いんだし」
「まあ、あのレフェリーにならどんなことしても許される気がするわ」
アウラ「・・・その点にだけは賛成します」
夏海「でしょ?」
涼子「あの男は<地下闘艶場>出場者全員の敵ですからね。審判という地位を利用してやりたい放題ですから。まあ、私も三角締めで落としたことがありますが」
柚姫「・・・簡単に言うけど、凄いことしてるね」
「あっさり言ってるとこが恐いわよ」
琉璃「・・・私も絞め落とせば良かったですわ」
夏海「変なとこで張り合わないの! まったく、私の影が薄くなっちゃったじゃない!」
柚姫「お前も変なとこで負けず嫌いだな(ため息)」
涼子「そういえば、勝ったときの条件にコンテストへの援助をするというものがあったそうですが、もう受けられましたか?」
夏海「え? えっと、その・・・コンテストというか、オーディションというか、そうじゃないっていうか・・・」
柚姫「なにをもそもそ言ってるんだ? はっきり喋りなよ」
夏海「うん、そうだった、まだ受けてないの、そうに決まってるじゃない! やあねぇ、あはは・・・」
琉璃「怪しいですわね・・・」
涼子「まあ、その辺の事情は外伝で明らかになるでしょう」
夏海「嘘でしょ!? 勘弁してーーー!」

涼子「第二十九話、アウラさん対グレッグ"ジャンク"カッパー。アウラさんの衣装は迷彩柄のビキニの上に迷彩柄のTシャツでした」
アウラ「自分の衣装もかなり恥ずかしいものだと思いましたが、夏海さんのを見た後だとまだマシな方ですね」
夏海「ほんとよ。私にもTシャツくらいつけてもよかったのに!」
柚姫「あの衣装にTシャツ着たら、逆に卑猥じゃないか?」
「・・・そうね、素肌にTシャツ一枚に見えちゃうかもね」
夏海「そうかなぁ?」
涼子「グレッグは大量の汗を掻く選手で、それに足を取られたアウラさんは満足な攻撃が行えませんでした」
アウラ「足場の悪い場所での訓練も行っていたんですが、そのときはブーツだったので・・・まだまだ鍛え方が足りませんね」
涼子「アウラさんはTシャツを破かれ、ブラの上も取られてしまいます。しかし汗で滑ることを利用し、最後はスライディングキックでKOです」
アウラ「もっと早くKOできれば良かったんですが、結果として勝てたので良かったです」
涼子「試合終了後、手を貸すと言いながら胸を揉んできたレフェリーを蹴りでKOしてます」
琉璃「ふぅん、やるときはやるんですのね」
アウラ「それはその、試合後だったですし、試合中の鬱憤も溜まってて・・・まだまだ修練が足りませんね(ため息)」
柚姫「その堅苦しい口調やめないかい? 聞いてるこっちが肩凝るよ」
アウラ「いえ、自衛官たる者、これが普通です」
夏海「そんな堅っ苦しい喋り方ってことは、アウラってバージン?」
琉璃「なぜ喋り方からそんな結論が出るんですか・・・」
アウラ「いえ、人並みの経験はしておりますが」
「ええっ、アウラちゃんってロストバージンしてるの!?」
柚姫「へぇ、意外だな」
夏海「人は見かけによらないね。涼子は?」
涼子「私ですか? 私は身持ちが固いので」
「じゃあ琉璃お嬢様は?」
琉璃「私の処女は、未来の旦那様に捧げると決めておりますの」
夏海「そんなこと言ってると、婚き遅れちゃうよ?」
琉璃「あら、ご心配なく。二十歳までに理想の旦那様が見つからなければ、そこそこの男性で手を打ちますから」
「そんな簡単に相手が見つかるんだ・・・」
柚姫「本物のおひいさんなんだな(ため息)」

涼子「第三十話は、柚姫さん対早矢仕杜丸、の筈だったんですが、早矢仕をあっさりノシた柚姫さんは女性黒服であるナスターシャさんとの対戦を要求。二連戦となりました。柚姫さんの衣装は半被とサラシ、あとは帯でした」
柚姫「あの銀狐、憎ったらしい奴だったけど、格闘の実力は本物だったね」
涼子「柚姫さんの衣装が半被だったのは、柚姫さんが江戸っ子だったからでしょうか」
夏海「江戸っ子! やっぱり『べらんめぇこん畜生!』って言うの?」
柚姫「今時『べらんめぇ』なんて言う江戸っ子はいないよ。時代劇の見過ぎだよ、ったく」
涼子「試合前のボディチェックのとき、レフェリーから触られるのを拒否した柚姫さんは、なんと自分で半被とサラシを脱いで見せるという大胆な行動を取っています」
「ちょ、ちょっと、自分から脱いだわけ?」
柚姫「ああ、そうだけど」
アウラ「・・・自分にはできません」
夏海「凄いわね、ある意味尊敬するわ」
琉璃「その科白、先程私が言いましたわよ」
夏海「ああもう、一々うるさい!」
涼子「はい、そこまで! 喧嘩はやめてください。レフェリーは柚姫さんの気迫に押されてボディチェックを行うこともなく、試合を開始しました。柚姫さんは掌底からの肘打ちで早矢仕を沈め、すぐさまナスターシャさんとの闘いに移りました」
柚姫「試合前の説明のときの態度が腹に据えかねてね。それに加えてボディチェックの件があったから、頭に血が上っちまった」
涼子「闘いは終始ナスターシャさんがペースを握り、柚姫さんは追い込まれていきます。しかし乾坤一擲の一撃でナスターシャさんの背中を打ち抜いて勝利かと思われた瞬間、ナスターシャさんに足を掬われ、受身も取れずに後頭部を打ってしまいます。両者とも立ち上がることができず、最後は両者同時KOとなってしまいました」
柚姫「最後の力まで全部搾り出したからね。しょうがないさ」
夏海「えーっ、悔しくないの?」
柚姫「そりゃ悔しいさ。でも、後に引きずってもしょうがないからね」
「さっぱりしてるのね」
夏海「料理人だけに、すぱっと切り替えられるのね」
琉璃「・・・山田さん、座布団一枚持っていって」
夏海「どういう意味よ!」
琉璃「言葉のままですわ」
「琉璃さん、笑点見てるのね」
柚姫「意外だねぇ。お笑い好きなのかい?」
琉璃「こ、古典的な演芸が好きですの。決してお笑いが好きというわけではないですのよ」
涼子「・・・笑点はどうみてもお笑いの部類に入ると思うんですが。番組名に『笑』の文字も入っていますし」
柚姫「私も好きだよ、笑点。いいじゃないか、お嬢様でもダンサーでも、見たいもの見るのに理由がいるのかい?」
琉璃「・・・そうですわね。ありがとう、柚姫さん」
柚姫「どう致しまして」

涼子「さて、今回の座談会はここで終わりですが・・・琉璃さん、ちょっとお話がありますので、付き合って頂けますか?」
琉璃「宜しくてよ。美味しいレストランがありますので、そこでどうでしょうか?」
涼子「琉璃さんのお墨付きなら、安心できますわね。では、行きましょうか」
夏海「え? そんなに美味しいとこなら、私も・・・」
柚姫「やめときなって。あの二人の間の空気が読めないのかい?」
「『ゴゴゴゴ・・・』って効果音が聞こえてきそうね」
アウラ「二人とも、自衛隊に入ってもやっていけそうな迫力がありますね」
柚姫「まあいいや、折角だ、残ったメンバーには私が飯奢るよ」
夏海「え、ほんと? どこ連れてってくれるの?」
柚姫「今の私の勤め先さ。私が作ったものを食べて貰おうと思ってね」
アウラ「うわぁ、いいですね! 宜しくお願いします」
「そうと決まれば、早く行きましょ! ほら、柚姫ちゃん!」
柚姫「ああ、わかったわかった。それじゃ、今回はこれまでだ。またな!」
夏海「なによ最後の一言・・・え? わかったわよ、ちょ、置いてかないでよー・・・!」


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