【遥と香夏子のお答えコーナー 其の三】
遥「遥と！」
香夏子「香夏子の」
遥＆香夏子「「お答えコーナー！」」
遥「なんとなんと、このコーナーも三回目！ 凄いね！」
香夏子「そう？ それじゃ、さっさと始めましょ」
遥「むーっ、相変わらずノリが悪いなぁ」
香夏子「はいはい、ごめんごめん。えっと、今回の質問はエスプレッソさんから。『栗原選手、来狐選手、藤森選手の三角関係（？）はわかりましたが、プロレス同好会の面々はそれにどれくらい関わっているのですか？』」
遥「誰が三角関係だ！」
香夏子「ちょっと、いきなり怒鳴らないでよ！」
遥「だって、霧華のこと急に言われたら・・・」
香夏子「だってじゃない！ 人の耳元で怒鳴るのはどうなの！？」
遥「・・・良くないこと、です」
香夏子「それじゃ、そういう良くないことをした場合は！？」
遥「・・・ごめんなさい」
香夏子「宜しい。それじゃ質問に答えますね。栗原美緒さんのことは遥から聞いて知ってるけど、本人とは何回か会話したくらい。藤森霧華さんは、遥と二回試合してるから面識があります。でも、親しくはないかも」
遥「あんなのと親しくなってたまるもんか」
香夏子「こだわるわね、遥には珍しく。一勝一敗なんだからもういいじゃない」
遥「だって、ちょっと美緒さんの後輩だからって鼻にかけて・・・」
香夏子「それは遥が『美緒さん美緒さん！』ってしつこいから、対抗意識を燃やしてるの。似たもの同士なのかもね」
遥「それは・・・っ！」
香夏子「はいストップ、叫ぶのは無し。それじゃえっと・・・も、もうこれでおしまい！」
遥「・・・あやしい。ちょっと香夏子！ 資料貸して！（ばっ！）」
香夏子「あっ、ちょっとぉ！」
遥「どれどれ・・・あ、まだ続きがある。『あと、小峯君が決める時は決めるというのはどんなときですか？（意味深）』」
香夏子「こんな質問は答えなくていいでしょ？ だから・・・」
遥「小峯くん、香夏子がピンチのときを何度か救ってくれたんでしょ？ ほら、決めるときは決めてるよ」
香夏子「それはそうなんだけど、なんか恥ずかしい・・・」
遥「恋人同士だもんね〜（にやにや）」
香夏子「ああもう、そういうこと言うから恥ずかしくなるんでしょ！」
遥「はいはい、ごちそうさま〜」
香夏子「腹立つー！ もういい、今日はこれで本当におしまい！」
遥「ごめんごめん、言い過ぎたから怒らないでよ。『町のドーナツ屋さん』で奢るから」
香夏子「・・・今日は容赦なく食べるからね、覚悟しといてよ」
遥「どーんと来―い！」
香夏子「こほん。それじゃ、今日はここまでです」
遥「さよならー！ また次回！」
香夏子「・・・正直、もうこれで最後にして欲しい（ため息）」
