【特別試合 其の七十四 輝星瑠衣:プロレス】 紹介者:妄想の使徒様
犠牲者の名は「輝星(てるほし)瑠衣(るい)」。16歳。身長161cm、B89(Eカップ)・W57・H84。
常に不機嫌そうなツリ目に金髪のツインテールが特徴で、以前出場した氷室(ひむろ)百姫(ももひめ)とはライバル関係のアイドルレスラー。百姫とは違ってファンを見下しているかのような塩対応が目立ち、握手会などで少しでも時間をオーバーすると、そのファンを張り倒すなどの暴力行為まで見られた。
最近百姫の調子が良く、彼氏ができたとの噂もあり、あのストイックな百姫が・・・と訝しんでいた。そこに届いた推薦状に、スキルアップして百姫を打ち負かすため、瑠衣は出場を決めた。
そこが普段のリングとはまるで違う、羞恥のリングとは知りもせずに。
▼△▼△▼△▼△▼△▼
「っさいわね! ギャアギャア騒いでんじゃないわよ!」
花道を進む輝星瑠衣が、野次を飛ばす観客に対して上から目線で罵る。いつも通りのイラつき加減。僕は眼鏡を中指で押し上げ、瑠衣の顔をじっと見つめる。
僕の名前は鎌内(かまうち)昭(あきら)。まだ高校生だが、親の伝手で<地下闘艶場>を何度か観戦できている。(冷静に考えると、とんでもない親だ。いや感謝はしてるけど)
前回参戦した氷室百姫も面白そうだったけど、常々大ファンだと言っていた友人にチケットを譲った。かなり感謝され、良い目にもあったみたいなので、譲って正解だった。
今回参戦している瑠衣だが、別にファンというわけじゃない。どちらかと言うとアンチのほうだ。なにせ、握手会で自分のファンをぶん殴るような選手だ。そんな選手が<地下闘艶場>に登場する。これは期待するしかないだろう。
リングで待っているのは、いつものレフェリー(名前、なんていうんだろう?)と迷彩柄を着た男二人。正直、不安だ。
「赤コーナー、"オーターズ"、ジャンクロ! & ツェネッガー!」
小太りで、頭と口元に迷彩柄のバンダナを巻いているジャンクロと、迷彩帽、サバイバルゲーム用ゴーグル、迷彩を施したマスク、という迷彩柄のアーミールックのツェネッガー。この二人が"オーターズ"と言うタッグチームだ。
闘いの実力は、と言うと・・・あまり期待はできない。
「青コーナー、『シューティングスター』、輝星瑠衣!」
コールされた瑠衣がガウンを脱ぐ。瑠衣が着ていたのは、改造された制服だった。昔懐かしいヤンキースタイル、と言う奴だろうか?
白と青が基調のセーラー服の上は半袖で、<地下闘艶場>らしく胸元は大きく開かれている。スカートは足首が隠れるほど長いけど、左右にエグいくらいのスリットが入っている。よーく見ると、下着が覗いているほどだ。
このエロ制服にたちまち野次が飛ぶけど、瑠衣も負けじと言い返す。ホント、気が強い。
オーターズ二人のボディチェックを投げやりに終えたレフェリーが、瑠衣に向かう。あ、瑠衣が、胸を揉もうとしたレフェリーの手を叩いた。そのまま言い合いが始まった。
レフェリーはボディチェックを受けるのは当然だと言い、瑠衣はセクハラだと言い返す。二人とも段々ヒートアップしていくな。
「負けたら好きなだけ触らせてあげるわよ!」
・・・瑠衣の奴、怒りに任せて凄いこと言ったな。ここは<地下闘艶場>だぞ? ほら、レフェリーが厭らしく笑ってる。
結局、そのまま試合が始まった。
<カーン!>
金髪のツインテールを揺らして、瑠衣がずんずんと前に出る。その勢いのままジャンクロが蹴り飛ばされる。でも、その隙を衝いてツェネッガーがスカートを捲った。・・・小学生か。
「きゃっ!」
あれ? 瑠衣が可愛い悲鳴を上げてスカートを押さえた。へえ、スカート捲られたくらいで慌てちゃうんだ。意外。
あ、でも今ので瑠衣が本気になったんじゃないかな。凄い目でツェネッガーを睨んでる。
「隙ありですぞ!」
「きゃぁっ!」
今度はジャンクロが背後からスカートを捲った。これも瑠衣はお尻を押さえた。うーん、反応が一々意外だな。
あ、瑠衣がお尻を押さえた隙に、ツェネッガーが正面から瑠衣の胸を掴んだ。
「あっ、ちょっと、どこを触ってるのよ!」
胸を揉まれて、瑠衣が動揺してる? あ、ツェネッガーが殴り飛ばされた。布と一緒に。
・・・布?
「な、なにをしてるのよ!」
なるほど、ツェネッガーが瑠衣の衣装を掴んだまま殴り飛ばされたから、制服の上着が破れた、と。瑠衣のブラも丸見えだ。ダークブルーか。
「折角ですので、全部脱ぐのが正義ですぞ!」
今度はジャンクロが、後ろから残りの上着を破り取った。
「ええっ!?」
瑠衣が驚くほど動揺してる。ブラが丸見えになったくらいで? あの瑠衣が?
「ぬふふ、これはチャンスタイムであります!」
おっ、ジャンクロがスカートも剥ぎ取った! これで瑠衣は下着姿! 周りの客も盛り上がっている。
瑠衣はダークブルーの下着の上下とレスリングシューズだけ。やっぱりスタイルいいよなー。スタイルだけは、ね。
「むふふ、下着姿も萌えるのであります!」
「(*´Д`)」
オーターズの二人が、瑠衣を挟むようにして位置取りする。瑠衣は普段の構えじゃなくて、胸と下を隠してる。
「う、うるさいわね、見ないでよ!」
ふーん、瑠衣って羞恥心を持ってたのか。あんな性格だから、下着くらい見られても平気なのかと思ってた。
「女性の下着姿を見ないなど、そんな勿体ないことはできないのであります」
「 (-人-)」
オーターズの二人がじろじろと瑠衣の身体を見る。瑠衣はますます身体を隠そうとする。
「隠そうとするなら、見たくなるのが男であります!」
ジャンクロがタックルで突っ込んだ。瑠衣だったら、蹴りでカウンター・・・あれ? 蹴らない? ジャンクロに抑え込まれた。ツェネッガーも瑠衣に覆い被さった。
人並みに下着姿での試合は恥ずかしいのか、瑠衣はいつもの動きができていない。そうじゃなきゃ、オーターズの二人程度なら瞬殺されてたんじゃないかな。
ジャンクロがアソコを弄って、ツェネッガーが胸を揉んでる。瑠衣の本来の実力なら、あの程度簡単に返せる筈。てことはやっぱり、セクハラに弱い?
あ、オーターズの二人が入れ替わろうとした隙に、瑠衣がリングの外に逃げた。
リング下に逃れた瑠衣だけど、膝をついて蹲ってる。あ、オーターズが追いかけてきた。
「まだグロッキーには早いですぞ」
「 ( -ω-)?」
ジャンクロとツェネッガーが、瑠衣の胸を揉みながら立たせた。
「もう逃げないように、一度、動きを止めるのであります!」
「(`・ω・)ゞ!」
ジャンクロとツェネッガーが瑠衣の両手を持ち、お腹から鉄柵へとぶつける。しかも僕の眼前の鉄柵にだ。
凄い衝撃音と迫力。これもプロレスの醍醐味だと思う。
「ううっ・・・」
瑠衣が鉄柵に寄りかかり、呻く。下着姿の女性を間近に見た僕は、思わず生唾を飲み込んでいた。
目の前にはエロい格好の瑠衣、そしてここは<地下闘艶場>、もう、触るしかない!
僕は遠慮なく、ブラに包まれた瑠衣の両胸を揉む。デカいとは思ってたけど、実際揉んでみるとそのデカさがわかる。さすが公式プロフィールEカップ。
瑠衣がなにか言ってるけど、構うもんか。胸だけじゃなくて、アソコも・・・
痛っ! いきなり頬で痛みが弾け、遅れて熱を持つ。嘘だろ、こいつ、本気で殴りやがった!
と、次の瞬間には瑠衣は黒服たちに押さえつけられていた。当然だ、客に手を出したんだから。仮にもプロのレスラーなんだよね?
そのとき、黒服がさっと湿布を貼ってくれる。ひんやりとした感触が気持ち良い・・・
「皆様にお知らせ致します」
別の黒服がマイクで放送しだした。なんだ?
「輝星瑠衣選手がお客様に暴力を振るったため、ペナルティを科します!」
この発表に会場が沸く。殴られた僕も拍手する。
「輝星瑠衣選手が殴ったお客様に、五分間のお触りタイムを設けます!」
五分か・・・せめて十分は欲しかったけど、仕方ない。
「では放送通り、お触りタイムと致します」
「ちょっと待ちなさいよ! 勝手にそんな・・・」
「それでは、開始です」
瑠衣の抗議など気にも留めず、黒服が僕に頷いてくる。僕はさっきの続きに、黒服に押さえつけられたままの瑠衣の胸を揉みだす。
気持ち良い、けど、物足りない。
「あの・・・」
胸揉みを続けながら、黒服に尋ねる。
「ブラくらいは取っても良いでしょ?」
「い、良い訳ないでしょ!」
瑠衣の否定の言葉など聞き流し、黒服が頷く。
「良い訳あるんだよ、僕の顔を殴ったんだからね。お客である僕を、だ」
僕は冷たく言いながら、瑠衣のブラのホックを外す。わざとらしく瑠衣の谷間に顔を埋めながら。
「このエロガキ!」
喚いていた瑠衣も、僕がブラを掴むと表情を硬くした。
「ま、待ちなさいよ、それは洒落にならないから」
「うん、そうだね」
頷いた僕に、瑠衣もほっとした顔になる。
「別に洒落でもなんでもないし」
僕は黒服に目で合図をして、ブラを外すのを手伝ってもらう。ブラを外すのって・・・興奮する。僕は外した瑠衣のブラを脚の上に置いてから、改めて瑠衣の胸を・・・
「やだ、冗談じゃないわよ! ちょっとぉ!」
瑠衣の声も耳に入らず、僕は瑠衣の生乳に見惚れていた。こんなに生意気な瑠衣なのに、乳房はとても魅力的だ。
・・・おっとっと、時間は五分しかないんだ、さっそく触らなきゃ。僕は一度唇を舐めて、瑠衣の乳房に手を伸ばす。
柔らかい、弾力がある、もっと揉んでいたい・・・色んなことが頭に浮かんで、とにかくもっともっとと両方の乳房を揉む。
「くぅっ・・・人の胸を、勝手に揉み回すなんて!」
「おっぱい揉まれることで、お客を殴ったことを反省しなきゃ」
「私の身体に触るほうが悪いに・・・あんっ!」
乳首を摘むと、可愛い声で喘いでくれる。意外。そのまま乳首を転がすと、唇を噛んで声を出すのを我慢している。そんなことされたら、声を出させたくなっちゃうよね!
僕は乳房を引っ張るようにしてから、左の乳首に吸いつく。ちょっと赤ちゃんぽいけど、瑠衣に声を出させるためだからね。
左乳首を涎塗れにしてから、今度は右乳首に吸いつく。その間も乳房は揉みながら、感触を楽しんでいる。
「お客様、お時間です」
肩を叩かれ、我に返る。えっ、もう五分? そっか、楽しい時間ってこんなに過ぎるのが早いんだ。
僕は仕方なく、瑠衣の胸から手を放す。ブラは記念にもらっておこう。良いよね? <地下闘艶場>だし。確認した黒服も頷いてるし、問題ないね。
「ちょっと、ブラは返しなさいよ! ちょっと、聞いてるの!?」
ギャアギャアと騒がしい瑠衣は、黒服から転がされながらリングに入れられた。もちろんおっぱいは丸出しだ。
なんとか立ち上がった瑠衣だけど、両手は胸を隠すのに使ってる。
「お帰り、ですぞ!」
「( `―´)ノ」
さっそくジャンクロとツェネッガーが瑠衣に襲いかかる。ジャンクロのタックルは躱した瑠衣だけど、ツェネッガーのラリアートに倒れ込む。
あ、倒れ込んだ瑠衣にジャンクロが近づいた。そのまま瑠衣の両手を持って、クロスさせながら瑠衣の両膝の間に挟んでいってる。
ジャンクロが掛けているのは、もしかして・・・あ、やっぱり瑠衣をひっくり返した。
間違いない、<パラダイスロック>だ。瑠衣は自分の両手を自分の膝に挟まれ、手をつかない土下座のような姿勢にされ、もがくくらいしかできていない。
「むふふ、これで身動きができないのであります」
「( ´ω`)」
頷いたオーターズが、仲良く瑠衣の尻を叩き始めた。プロレスラーだからか、鍛えているからか、瑠衣の尻から結構良い音がしてる。
「ひ、人の尻を打楽器にするんじゃないわよ!」
瑠衣が吠えても誰も気にしない。笑うか野次を飛ばすだけだ。
「うーむ、楽しいですが、そろそろ飽きてきたであります」
「(-.-)」
頷いたオーターズの二人は、瑠衣の尻にその場飛びの低空ドロップキックを当てた。
「あうっ!」
その勢いでパラダイスロックが解けた。でも瑠衣は両手両足が痺れたのか、立ち上がれないみたいだ。
「おやおや、寝技をご希望ですかな?」
「( ´з`)」
それを見たジャンクロとツェネッガーが、瑠衣に手を伸ばす。それぞれ瑠衣の手を押さえて、足に座り、瑠衣の乳房を揉みだした。瑠衣の乳房が、色んな形に変形する。それを見ていると、さっきまで僕の手の中にあった瑠衣の胸の感触が戻ってくる。
(柔らかかったな・・・)
瑠衣の怒声ももう耳に入らない。僕は、瑠衣の乳房をじっと見つめていた。
「むふふ、ではそろそろ、オールヌードを・・・」
あ、ジャンクロが、瑠衣のパンティに手を伸ばした。
「・・・ふざけるんじゃ、ないわよ!」
瑠衣の怒りが爆発した。自分の手足を押さえていたジャンクロとツェネッガーを、力任せに振り解いた。そのままツェネッガーを蹴り飛ばして立ち上がる。
胸を揺らしながらロープに走って、セカンドロープに飛ぶ。ジャンクロ目掛け、反動を使ったカンフーキック! 代名詞のシューティングスターキックだ!
倒れたジャンクロなんてもう見ずに、ツェネッガーを立たせてブレーンバスターの準備体勢になった。そのまま一気に持ち上げて・・・垂直落下式のブレーンバスター! 相変わらずエグい落とし方!
あ、レフェリーが両手を大きく交差した。
<カンカンカン!>
ゴングは鳴ってるのに、瑠衣はオーターズの二人を蹴りまくってる。レフェリーが止めても聞きやしない。あ、レフェリーが瑠衣のお尻をさり気なく撫でた。瑠衣が顔を赤くしてレフェリーを睨んでる。
あれ? レフェリーがもう帰れって言ってるのに、瑠衣がレフェリーに何か噛みついてる?
「さっきの失礼な男と、試合させなさいよ!」
失礼な男、って・・・まさか・・・僕!? でも、瑠衣の目線が完全にこっち向いてる!
えっ、えっ? なに言ってんの? 君、プロのレスラーだよね? こっちは帰宅部のド素人だよ!?
「お客様、リングへどうぞ」
しかも、黒服が僕を急かす。周りの観客も無責任に囃し立ててくる。冗談じゃない、本気で殺されちゃうって!
「ご安心を、実は・・・」
黒服が小声で耳打ちしてくる。・・・それがホントならいいけど、でも・・・
それでも渋る僕を、黒服が強引に観客席から連れ出し、リングの中に押し込んでくる。他の観客は無責任に煽ってくるし。
「さっきは、よくも人の胸を好き勝手にしてくれたわね・・・!」
瑠衣の視線が恐い・・・睨み殺されそうだ。僕は恐くなって視線を下に逸らし、瑠衣が隠すことで余計に盛り上がっている胸の谷間を、思わず見つめてしまう。
「このエロガキ! どこ見てるのよ!」
瑠衣の怒りが倍増する。
「ごちゃごちゃうるさい、さっさと始めるぞ」
<カーン!>
レフェリーが投げやりに宣言し、ゴングが鳴らされた。あ、眼鏡外すの忘れてた。どうしよ・・・
迷って下げた視線の先で、確かに、瑠衣の膝が笑ってる。黒服が言った通り、もう体力が残ってないんだ。それなら、やりようがある! かも・・・ええい、やってやれ!
「瑠衣、乳首が立ってるよ」
「えっ!?」
それだけで動揺した瑠衣に、見様見真似のタックル。
「あっ!?」
気づけば、僕は瑠衣に覆い被さっていた。
「ど、どきなさいよ!」
瑠衣が僕の頭を叩いてくるけど、そんなに痛くない。もう抵抗するのもあやしいみたい。僕は遠慮なく、さっきの続きとばかりに目の前にある右乳首に吸いつく。
「あうんっ!」
途端に零れる瑠衣の喘ぎ声。やっぱり、感じやすいんだ。そうと決まれば、好きなだけ感じさせてあげよう。
僕は瑠衣の両胸を揉みながら、左右の乳首を交互に舐める。僕が舐めたり吸いついたりするたびに、乳首が硬くなっていく。女の子って、皆こうなのかな? それとも、瑠衣が感じやすいだけ?
ぼんやりとそんなことを思いながらも、僕は瑠衣の胸から離れられなかった。触っても揉んでも気持ち良いし、乳首を触っても弄っても舐めても気持ち良い。
「やだっ、舐めないで・・・はぁん!」
どこかで可愛い声が聞こえた気がしたけど、気のせいだよね。というか気にする余裕もない。僕は瑠衣の胸を揉んで、乳首を舐めることにのめり込む。
「輝星選手のおっぱいが気に入ったのはわかるが、おっぱいだけで良いのか?」
レフェリーの汚い声にはっとする。そうだよ。女の子はおっぱいだけじゃないんだよ!
僕は一旦口元を拭って、位置を変える。そして瑠衣のアソコを触る。
「あっ・・・!」「うわぁ・・・」
濡れてる・・・そっか、これが濡れてる、ってことか。下着の上からわかるって、かなり凄いことになってるよね、これ。
僕は生唾を呑み込み、下着の中に右手を突っ込んだ。
「いやぁぁぁっ!」
瑠衣の悲鳴が耳に痛い。でも、それ以上にアソコの感触が凄い。濡れてて、無茶苦茶温かくて、柔らかい。思わず勝手に手が動く。
「い、痛いっ!」
「おいおい、女の子のアソコは乱暴に触っちゃ駄目だぞ」
レフェリーに肩を叩かれ、思わず身を竦める。そっか、大事なところだもんね。
小さく頷き、今度は慎重に秘裂をなぞっていく。
「んっ、んんっ・・・」
瑠衣の口から、声が洩れる。これ、もしかして喘ぎ声?
僕は嬉しくなって、少しずつ強さを変えていく。瑠衣の反応を見ながら、強くしたり、弱くしたり。そうしていくと、段々瑠衣の弱いところや反応が良いところがわかってくる。
その流れで、小さなお豆も優しくつついてみる。
「ひぅうっ!」
その途端、瑠衣が身体をびくつかせた。うわあ、やばいよ、こんな反応されちゃったら・・・!
僕は唇を舐めて、瑠衣のパンティを掴む。さっきはブラももらったし、最後の一枚だって・・・いいよね、<地下闘艶場>だし!
「いやぁ、それだけは、いやぁ・・・!」
でも、瑠衣は太ももを閉じ合わせて、下着を脱がされまいとしてる。うっ、さすがにレスラーの力。疲れている筈なのに、パンティががっちり挟まれて脱がせない! しかも両手で僕の手を押さえてくる。
「よし、俺が手伝ってやろう」
「ひやん!」
レフェリーが瑠衣の乳首を弄ったから、瑠衣の手がパンティから離れた。
さすがレフェリー、良くわかってる。僕はレフェリーに頷くと、再び瑠衣のパンティに手を掛ける。レフェリーは瑠衣の両手を押さえて、抵抗できないようにしてる。それだけじゃなくて、瑠衣の胸を揉んだり、乳首を弄ったりしてる。
「や、やめなさいよ、あんっ、やめないと、酷いわよ・・・!」
まだ上から目線で何か言ってる。まだ自分の立場がわかってないのかな? まあいいや、しっかりパンティの横を掴んで、下にずらしてやる。
「・・・ね、ねえ、今だったら許してあげるから・・・んんぅ」
瑠衣がまだ何か言ってるけど、僕はやめるつもりも、許してもらうつもりもない。欲望のままに、ゆっくりと脱がしていく。
「や、やめたら後で握手してあげるし、なんだったら、ハグだって・・・!」
今更何を言ってるんだか。もうハグ以上のことしてるんだよ? それに、今からもっと凄いこともやっちゃうしね!
僕はパンティを掴んだまま、どんどん下にずらしていく。
意外と慎ましいアンダーヘアも、鍛えられてる太ももも、どんどん見えていく。瑠衣が何か言ってるけど、もう気にならない。
とうとう僕は瑠衣の足首からパンティを抜いた。これで、瑠衣はもうレスリングシューズしか履いてない。それ以外は素っ裸だ。
僕は瑠衣のパンティと、瑠衣の裸を交互に見ていく。瑠衣は恥ずかしいのか、太ももを閉じてアソコを隠そうとしてる。
「おいおい、輝星選手。隠すことはないんじゃないか?」
レフェリーが瑠衣の手を膝で押さえながら、また瑠衣の乳房を揉み始めた。
「この男は・・・!」
瑠衣が足に力を入れた。もしかして・・・
「瑠衣、レフェリーを蹴るつもり? アソコが見えちゃうよ?」
「!」
瑠衣は慌てて足を閉じなおす。
「なんだ、レフェリーを蹴ろうとしたのか? とんでもない選手だな」
レフェリーはにやつきながら、瑠衣の乳首を引っ掻く。
「ひぃん!」
瑠衣の口から、可愛い悲鳴が洩れる。僕はずっと手に持っていた瑠衣のパンティを、しっかりとポケットに入れる。そして、瑠衣の足首を両方とも掴んだ。
「えっ、待って、まさか・・・!」
うん、そのまさか。僕は、瑠衣の足首を持ったまま、大きく横に開いた。
「いやぁぁぁぁぁっ!」
もう、瑠衣の悲鳴も耳に入らなかった。
これが、女の子のアソコ・・・ネットで探せば簡単に見られるものだけど、やっぱり本物は違う。それがどんなに生意気な女子プロレスラーでも、ね。
「こ、ここまでされたら・・・」
瑠衣の弱気な言葉に、僕は釘を刺しておく。
「へー、ド素人にギブアップしちゃうんだ?」
「んぐっ」
こう言っておけば、プライドの高い瑠衣はギブアップしないだろう。その分、僕が瑠衣の身体を楽しめるわけだ。
と言うことで、しっかりとアソコの観賞に戻ろう。
瑠衣のアソコは、瑠衣の性格とは似ても似つかなかった。そして、とても綺麗だった。しかも濡れて光っている。勿論照明が当たって光ってるんだけど、それでも綺麗なことに変わりはなかった。
何度か瑠衣が足を戻そうとしてるけど、レフェリーが乳首を弄ってるのか、そのたびに力が抜けている。
瑠衣のアソコを見ていた僕は、衝動のまま、瑠衣のアソコに吸いついていた。
「あっ、やっ、そんな・・・はぁん!」
瑠衣のアソコ、熱くて濡れてる。しかも、どんどん濡れていく。僕は荒い息のまま、瑠衣のアソコを舐め回す。
「・・・ぷはっ!」
どれだけ夢中で舐めてたのか、息苦しくなって顔を上げる。その途端、瑠衣の胸が目に飛び込んでくる。
瑠衣が身動ぎするたび、胸が大きく揺れる。僕はアソコよりも胸に視線を奪われ、両手で鷲掴みにする。レフェリーが何か言ったみたいだけど知ったことじゃないよ。
僕は瑠衣の両胸を揉みながら、膝で瑠衣のアソコを刺激する。
「んあっ! だ、め・・・ひううっ!」
瑠衣の口からは、甘い喘ぎしか出てこない。
「瑠衣、気持ち良いんでしょ?」
「そんなわ、け・・・あああっ!」
否定の言葉も、途中で溶けた。瑠衣が感じてる・・・僕が、感じさせてる・・・!
そう意識すると、もっと興奮していく。僕は瑠衣のEカップの両胸を揉みながら、一緒に乳首も弄って、膝で何回もアソコをノックする。
「あっ、はぁう、んはぁ・・・っ」
瑠衣の反応が変わった。これって、もしかして・・・
「瑠衣、イッちゃうの?」
「ああん、わからない、わからないのぉ・・・!」
瑠衣が大きく首を振る。構うもんか、僕は瑠衣の右乳房を揉んで、右乳首を吸って、アソコを大きく撫で回す。
「ああっ、だめっ、だめっ、こんな・・・」
瑠衣が大きく息を吸う。そして。
「あっ・・・あはぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁ・・・・ん・・・・っ!」
思い切り身体を震わせて、脱力した。これ、イッたよね? 僕が、瑠衣を、イカせた・・・アンチファンの僕が、瑠衣をイカせてやった。
僕の興奮も一線を越えた。僕は興奮のままに瑠衣の腰を抱えて、自分の股間を瑠衣の秘部に密着させる。本当はズボンを脱いじゃいたいけど、さすがにそれがまずいのはわかる。でも、これくらいは許される。ここは、<地下闘艶場>だからね!
「やっ・・・なに・・・?」
瑠衣はイッたばっかりでぼんやりしてる。僕は密着させた腰を、前後に動かしていく。段々と、瑠衣の愛液がズボンと下着に染み込んでくるのがわかる。それがもっと僕を興奮させる。
「だめぇ、もう、無理なのぉ・・・やぁん!」
自分でも、息が荒くなっていくのがわかる。多分、目も血走っているんだろう。それでもやめられない。もう止まらない。腰の動きも止められない。
そのとき、瑠衣が叫んだ。
「・・・ギブアップ、ギブアップよぉ!」
<カンカンカン!>
とうとう瑠衣がギブアップしたことで、試合終了のゴングが鳴る。
「おいおい、そこまでだ」
レフェリーから強めに肩を叩かれ、我に返る。
さすがにこれ以上はまずいか。僕は瑠衣の上から退いたけど、ちょっと今は立てない。立ってるから立てない。
正座で呼吸を整えている僕を、身体を隠した瑠衣が睨んでくる。瑠衣が口を開く前に、レフェリーが割り込んでくる。
「輝星選手、試合前になんて言ったか、覚えているか?」
「・・・なんの話よ」
さすがの瑠衣も、少しおとなしい口調だ。
「なんだ、もう忘れたのか? 『負けたら好きなだけ触らせてあげる』、と言ったんだよ」
「だから、最初のあいつらには勝ったじゃない!」
「おいおい、追加試合を望んだのはお前自身だぞ? そしてギブアップした。だから、宣言通りに好きなだけ触らせてもらおうか」
レフェリーが瑠衣に圧し掛かり、乳房を揉みだした。さっきまで僕が好きにしていたのに、なんだかムカつく。
「そら、こっちも気持ち良くなるだろう?」
レフェリーが瑠衣のアソコまで触り始めた。瑠衣の腰が跳ねて、気持ち良いと表しちゃってる。
「あっ、ダメ、あっ、あっ、あっ・・・ああぁぁぁんっ!」
また瑠衣がイッちゃった。僕以外の相手でもイッちゃうんだ。
「輝星選手、まだ足りないだろう? 安心しろ、今から観客の皆さんに、たっぷりと気持ち良くしてもらえるからな」
レフェリーがたぷたぷと乳房を叩きながら、瑠衣を言葉でも責める。
「も、もう、こんなの、いらない・・・貴方なんかの・・・あはぁん!」
「嘘を吐くのは良くないなぁ、輝星選手。まあいい、始めようか」
レフェリーの合図で、リング下の黒服たちが観客席に向かって何かを向ける。あれは・・・ボール?
「今から、スタッフが10個のゴムボールを投げます。受け取った方は、五分間輝星瑠衣選手の身体を好きにできる権利を得ることになります」
この説明に、観客のほとんどが立ち上がる。
「さ、もう自分の席に戻ってくれ」
レフェリーに促され、立てるようになった僕はリング下に降りる。その間にボールが投げられ、観客席からは少しの歓声と大きなため息が溢れる。
(もう帰ろうか・・・)
何故かそんな思いが浮かび、僕は慌てて首を振る。今からまた、瑠衣の厭らしいショーが始まるんじゃないか。
僕は自分の席に座り、僕以外の男たちに嬲られ、感じてしまい、何度もイッちゃう瑠衣の姿をじっと見つめていた。何故か胸の中にあるモヤモヤに苛立ちながら。
試合はこれで終わったけど、後日談もある。なんとも意外な後日談がね。
▼△▼△▼△▼△▼△▼
あれから二週間後。僕は瑠衣が所属するプロレス団体のイベントに参加した。今日は百姫の参加はないので、百姫ファンの友人とは別行動だ。彼はなんだかうきうきしていたので、新しくできたっていう彼女とデートかも。リア充爆発しろ。もげろ。
握手会が始まり、僕はお目当ての選手の列に並ぶ。今日は瑠衣も参加していたので、なんとはなしに様子を伺う。
瑠衣は相変わらずつっけんどんな塩対応だった。別の列の僕はそれを横目で確認していたが、一瞬瑠衣と視線があった、気がする。慌てて視線を逸らし、ひたすら前だけを見た。
「・・・ちょっと、顔を貸しなさいよ」
イベントが終わり、帰ろうしたとき。いきなり背後から呼び止められただけじゃなく、右腕を掴まれた。痛い、マジで痛いって!
僕は、会場の裏手に引っ張り込まれた。引っ張り込んだ相手は、金髪をツインテールにした不機嫌な顔。もちろん瑠衣だ。
「な、なんだよ、こんなとこに、連れてきて。ぼ、僕に手を出したら、<地下闘艶場>が、黙っていひゃいぞ!」
・・・噛んだ。威勢を張り損ねた。でも、<地下闘艶場>の名前を出した途端、瑠衣の顔が赤くなった。それだけじゃない、急にしおらしくなった?
この反応って・・・え、まさか? 僕の脳裏にとんでもない考えが浮かぶ。でもまさかな、エロ漫画じゃあるまいし。
それでも、試す価値はあるかも。上手くすれば・・・それでも、これからは、ある意味賭けだ。
「・・・瑠衣」
低い声で名前を呼んでみる。瑠衣はびくり、と肩を震わせる。
「僕をこんなとこに連れてきて、なにをして欲しいのかな? <地下闘艶場>で試合して、エッチなことされて、裸にされて、素人に負けちゃった輝星瑠衣選手?」
僕が言葉のナイフを投げるたび、瑠衣は更に下を向く。しかも、もじもじと太ももを擦り合わせている。
最後の確認だ。僕は瑠衣に一歩近づく。そのまま、瑠衣の胸を掴んでやった。
「あっ・・・」
でも、瑠衣は僕の手を振り払おうとも、僕の手から逃げようともしない。
「僕にこうして欲しかった、そうだろ?」
「・・・そ、そんな、こと・・・」
瑠衣の否定は弱い。僕に胸を揉まれているのに、だ。
「嫌なの? なら、僕は帰るよ」
僕は右手を瑠衣の胸から離し、瑠衣から距離を取る。瑠衣はプライドが高い。一度それをへし折ってやらないと、素直になりきれないだろう。
「ま、待ちなさい!」
「待ちなさい?」
相変わらずの命令口調に、僕は眼鏡をくいと上げて瑠衣を睨む。
「ち、違う、待ってください・・・」
「で、用件は?」
僕はわざと不機嫌に聞く。
「そ、その・・・実は・・・」
「じれったいな、さっさと言えよ。僕だって暇じゃないんだ」
普段使わない乱暴な口調も、瑠衣の前だとスラスラ出るな。僕、役者にもなれそう。
「ご、ごめんなさい」
へえ、瑠衣が謝ったよ。
「僕が聞きたいのは、謝罪の言葉じゃないんだよ。忙しい僕に、何をして欲しいか、ってこと」
「そ、それは・・・」
でも、瑠衣は自分から言えないみたい。となると・・・
「そっか、口にできないんだ。なら、態度で示してもらおうかな」
僕は悪い顔に見えるように、レフェリーみたいな笑いを浮かべる。
「この前みたいにして欲しいんだったら、服を脱ぎなよ。下着姿になったら、お仕置きしてあげるから」
「えっ・・・」
「お仕置きして欲しいなら脱ぐ。お仕置きも何もいらないなら、そのまま帰ればいいよ。どうする?」
僕はまた眼鏡を押し上げて、じっと瑠衣を見つめる。瑠衣も僕を見ている。
やがて、瑠衣が目を逸らした。
「・・・脱げばいいんでしょ」
瑠衣が、上着のボタンに手を掛けた! いやいや、まだ慌てるような時間じゃない。僕は興奮を押し隠し、当然みたいな顔で瑠衣の行動を見つめる。
金髪のツインテールを揺らしながら瑠衣がシャツを脱いで、黒のインナーも脱いだ。そして、ホットパンツにも手を掛ける。
女の子が自分から服を脱ぐ姿に、僕は興奮していた。この前の試合で全裸も見ていたけど、それとはまた違う興奮で唾を呑み込む。
「・・・脱いだわよ」
下着姿になった瑠衣は、それでも恥ずかしいのか、身体を隠して顔を背けている。僕は生唾を呑み込むのを咳払いで誤魔化して、瑠衣を見つめる。
「やっぱりお仕置きして欲しかったんだ。厭らしいんだね、瑠衣は」
「じ、自分から脱げって言ったくせに・・・!」
「おいおい、僕が言ったのは、『お仕置きして欲しかったら脱ぎなよ』だよ? 嫌なら帰って良いとも言ったしね」
僕はそう言いながら、瑠衣に近づいて、いきなり両胸を掴んだ。
「ほら、こうして欲しかったんでしょ?」
「そ、それは・・・」
瑠衣は否定せず、僕から胸を揉まれたままだ。
「へー、瑠衣ってマゾなんだね」
「マ、マゾだなんて、そんなわけ・・・ひあんっ!」
僕は瑠衣の言葉を遮って、右手で瑠衣のアソコに触る。
「嘘吐いてもダメだよ。こんなに濡らしてるんだよ?」
下着の上からでもわかるくらい、瑠衣のアソコは濡れていた。僕は心臓のどきどきを抑えて、意地悪く言う。
「まったく、嘘吐きな瑠衣にはもっときついお仕置きをしなくちゃね」
僕は下着の中に手を突っ込んで、直接瑠衣の濡れた秘裂を触っていく。この前も触ったけど、今日はもっとどきどきする!
「はっ、あはぁ・・・」
瑠衣の吐息が熱い。やっぱり感じてる。このまま苛めたいけど、ぐっと堪える。
「これからは、声を出しちゃダメだよ」
「えっ・・・?」
意味がわからないのか、瑠衣が潤んだ瞳を向けてくる。どきりとしたのを隠して、僕は冷たく命令する。
「声を出さずに、エッチなことを耐えるんだ。もし人を呼びたいなら、大声で叫べばいいよ」
「そんな、できない・・・んあぁっ!」
「ほら、もう声が出てる。瑠衣はエッチなことが大好きだよね」
内心は大声なんか出さないでくれ、とどきどきしながら、瑠衣の身体の感触にもどきどきする。
「自分のファンなのに、握手もせずにぶん殴るなんてね。酷いアイドルレスラーも居たもんだ」
「だって、あいつら・・・あぁん!」
「駄目だよ、ファンをあいつらなんて言ったら」
って、本当は瑠衣のファンなんてどうでもいいんだけどね。今は、瑠衣を責めるための道具にさせてもらおう。
そんなことを考えていると・・・まずい、そろそろ我慢の限界が近づいてる。それに伴って、とんでもないことを考えてしまう。だってしょうがないよ、下半身に血液が流れ込んでるんだもん!
「それに」
あれ、勝手に口が動く。
「<地下闘艶場>で、僕をぶん殴ったよね?」
「ご、ごめんなさい・・・」
「いいや、駄目だね。許して欲しければ・・・」
これからしようとすることを思い、さすがに周囲を伺う。それでも、興奮のほうが上回った。
僕はもうこれ以上ない、ってくらい立ち上がったモノを、ズボンごとパンツを下ろして解放する。
「っ・・・!」
瑠衣が息を呑んだのがわかる。もちろん、見るのも初めてだろうし。
「僕のに、奉仕してよ」
「・・・ほ、奉仕?」
間があってから、瑠衣が聞き直してくる。そっか、奉仕じゃわかんないよね。
「瑠衣の手で、僕のを掴むんだ。優しくね」
「こ、これを!?」
瑠衣の声が跳ね上がる。大きな声出すなよ! ばれちゃうかもしれないだろ!
「騒いでいいの? 瑠衣は困るんじゃないの? 僕はどっちでも良いけどね」
でも、ここは虚勢を張る。下半身丸出しで説得力はないけど。
瑠衣と見つめ合う。いやいや、睨み合う、かな?
「・・・わかったわ」
目を逸らしたのは瑠衣だった。瑠衣の手が、恐々といった感じで僕のモノを擦る。鍛えられてか、ちょっと皮膚が硬くなってるけど、やっぱり女の子の手だ。
「こ、これで・・・いい・・・?」
「これで良いですか、だ」
「これで・・・いいですか・・・?」
「駄目に決まってるだろ。もっと優しくしないとね」
口ではそう言ったけど、実はヤバかった。だって初めて女の子に握ってもらってるんだよ? それだけで鼻血ものだよ。数学の公式を思い出して、必死に誤魔化す。
「こ、これくらいで・・・」
「う、うん、いいよ、瑠衣・・・」
僕は無意識に瑠衣の頭を撫でていた。一瞬瑠衣の身体が強張ったけど、すぐに奉仕を再開する。
視線を落とすと、扱かれる僕のモノの向こうに、ブラに包まれた瑠衣の胸が揺れている。さっきも触って、<地下闘艶場>では生で散々揉んだ胸が・・・
(あ、ヤバい、これじゃ、もう・・・!)
もう、限界が、近づいて来てる・・・!」
「それじゃ、もう少し速くして・・・」
「えっ、こ、こう・・・?」
「そう、でも、もっと速く・・・! もうちょっと、力を入れて・・・!」
もう、そこまで来てる! これ以上は・・・!」
「う、ううぅっ・・・っ!」
もう限界だ! 僕は瑠衣を突き飛ばし、あさっての方向に放出する。いくらアンチの選手だって、まさか精液をぶっかけるわけにはいかない。そこはファンとしての誇りがある。
・・・なら酷いことするなよ、という話になるけど、これは瑠衣自身が望んでることだから。だから僕は悪くない。
僕はズボンを穿き直し、まだ硬い僕のモノをしまい込む。
「もう、自分のファンに乱暴なことしちゃ駄目だよ? じゃなきゃ、また・・・」
そこで僕は、眼鏡をくいと中指で押し上げる。
「お仕置きしなきゃいけなくなるからね」
「は、はい・・・」
「えっと・・・そこの、それ。後始末しといてね」
賢者タイムに入った僕は、瑠衣に掃除をお願いして逃げ出した。
自分がしたことが信じられなかったけど、まだ残っている下半身の心地好い痺れが本当だと教えてくれる。ヤバいことしちゃったかな・・・でも、気持ち良かった・・・
その日の夜は悶々として、なかなか寝つけなかった。<地下闘艶場>で見た瑠衣の裸体と、今日の「奉仕」。その光景が脳裏をぐるぐると回り、寝ようとしても結局駄目だった。
だから、僕は自分で「処理」をしてから少し眠った。
僕の言いつけを守らず、瑠衣は今も自分のファンを殴り飛ばしている。そして、僕の罰に毎回喘ぎ声を上げる。
高飛車アイドルレスラーが、裏では僕の罰を受けるM奴隷。瑠衣とのこんな関係を百姫ファンの友人が知ったら、どう思うだろう?
勿論、これだけは秘密だ。僕と瑠衣だけの、ね。