【特別試合 其の七十六 ミスティ・ブリザード:プロレス】   紹介者・イラスト:りーずん様

(ミスティ・ブリザードの活躍はこちらから)

 犠牲者の名は「ミスティ・ブリザード」。本名は日隠(ひがくれ)雪(せつ)。36歳。身長145cm、B108(Lカップ)・W62・H95。




 普段はOLをしているが、週末はミックスファイトをメインとしている地下プロレス団体『R』で、正義のヒロイン"ミスティ・ブリザード"となる。




 ミスティ・ブリザードとなった雪は、前髪は短く整え、後ろ髪はポニーテールで纏めている水色のウィッグを着用する。顔には目元だけを覆った純白のマスクを着け、軽快なフットワークと華麗な空中技を得意とする。




 試合では低身長に見合わないダイナマイトボディを揺らし、官能的なやられ姿で観客を魅了する。




 実は高校生の娘が居るが、地下レスラーであることは娘には内緒にしている。


『R』主催の大会「アンダーグラウンド・マスカレイド」で、主催者枠として出場しながら、8人中7位と不甲斐ない成績で終わったミスティ・ブリザード。主催者はミスティ・ブリザードを鍛え直すため、様々な他団体への遠征試合を計画する。

 その舞台の一つ・<地下闘艶場>。ミスティ・ブリザードを待つのは、果たして・・・


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<地下闘艶場>の花道を、一陣の白い風が吹き抜けていく。

 雪の結晶の柄が入った水色のリボンと水色のウィッグが後方へとなびき、純白のマスクからは鋭い目元が覗いている。

 ハイネックバインダー競泳水着風の、白を基調としたコスチュームは胸元が大きく開き、Lカップが形作る谷間が露出している。腹部には、形の良い臍がはっきり見える菱形状の穴が開いている。股間部分は補強が入っているとは言え、ウエストまで切れ上がるほどのハイレグだ。

 滑らかな脚線美は白のハイソックスが包み、素早く動かされる足元は水色のリングシューズが覆う。

 ミスティ・ブリザードが花道を疾走することで、爆乳がド派手に揺れる。飛んでくる野次や指笛、視線など意に介さず、ミスティ・ブリザードは走る。

 リングへの階段を一気に駆け上がると、その勢いのままトップロープを飛び越える。空中で一回転してからの華麗な着地、それと同時に両胸が派手に揺れ、観客席が沸く。

 ミスティ・ブリザードは、肘に巻かれた白のサポーターを調整し、青の指貫グローブを着けた左拳を高々と掲げる。

 多くの対戦を重ねてきたミスティ・ブリザードのオーラに、拍手、野次、指笛など、様々な反応が起こっていた。





「赤コーナー、『地に潜む蜘蛛』、マスク・ド・タランチュラ!」

 ミスティ・ブリザードの対戦相手は、<地下闘艶場>屈指の人気選手マスク・ド・タランチュラだった。蜘蛛の意匠が入ったマスクを被り、レスリングパンツを穿き、レスリングシューズを履いている。

 異様なのは、その両腕だった。自分の両膝まで楽に届くほど長いのだ。その長い腕を差し上げ、マスク・ド・タランチュラは観客からの声援に応える。




「青コーナー、『リングに舞う雪風』、ミスティ・ブリザード!」

 ミスティ・ブリザードも両手を挙げ、コールに応える。ミスティ・ブリザードには卑猥な野次や視線と言った欲望がぶつけられるが、ミスティ・ブリザードは羞恥も見せず、ゆっくりと身体を解し始めた。





 試合前のボディチェック。レフェリーはマスク・ド・タランチュラのチェックをあっさりと終わらせ、ミスティ・ブリザードの前に立つ。

「噂は聞いているよ、ミスティ・ブリザード選手」

 ミスティ・ブリザードの肢体を遠慮もなしに眺め回しながら、レフェリーがにやつく。

「それじゃ、ボディチェックを受けてもらおうか」

「わかりました」

 ミスティ・ブリザードが頷いた途端、その爆乳を鷲掴みにされた。




「ええっ! な、なにをしてるんですか!」

 突然のことに、ミスティ・ブリザードは両胸を庇いながら後ずさる。

「なに、って、ボディチェックじゃないか。ミスティ・ブリザード選手は、ボディチェックを拒むのか? それなら、試合が始められないぞ」

 言葉だけは本職のレフェリーらしいが、その口元はにやけている。

 ミスティ・ブリザードの所属している『R』では、基本ボディチェックは行われない。<地下闘艶場>でボディチェックが行われるとは聞いていたが、まさかセクハラを受けるとは考えても居なかった。

「試合が成立しなければ、そっちの関係者の面子も潰れるんじゃないのか? ええ?」

「・・・」

 レフェリーの言葉に、ミスティ・ブリザードは唇を噛む。

「どうする? 棄権するか?」

「いえ、ボディチェックを受けます」

 ミスティ・ブリザードは一歩前に出て、レフェリーに鋭い視線を向ける。

「そうかそうか。今度は逃げないでくれよ」

 そう言いながら、レフェリーがまたもミスティ・ブリザードのLカップバストを掴む。そのまま、両手で揉み始めた。

「これだけ大きいと、調べるのが大変だ。本当に本物のおっぱいか?」

 145cmの低身長ながら、108cmLカップという規格外のバストが、レフェリーの手によって揉みくちゃにされる。

 しばらくミスティ・ブリザードの両胸を揉みしだいていたレフェリーだったが、今度は下から弾ませる。

「これだけ大きいと、余韻が凄いな」

 暫くミスティ・ブリザードの胸を弾ませたレフェリーは、両手で左胸を揉みだす。

「両手でもまだ手に余るくらいだな。どれだけ大きいんだ」

 レフェリーが顔を緩ませ、ミスティ・ブリザードの胸の感触を楽しむ。

「おっと、こっちも揉んで・・・こほん、調べておかないとな」

 今度はミスティ・ブリザードの右胸を両手で持ち上げ、弾ませながら揉む。

「いや、やはり両方一緒に調べるか」

 またも両手で両胸を揉み、衣装の上から胸の中心部を擽る。

「ぁっ・・・」

 ミスティ・ブリザードは、小さくではあるが、声を出してしまう。




「おっ、ここで反応があったな」

 それを聞き逃さなかったレフェリーが、同じところを執拗に擽る。

 やがて、ミスティ・ブリザードの乳首が、衣装の上からもわかるほど立ち上がった。

「うん? この出っ張りはなんだ?」

 立ち上がった乳首を引っ掻きながら、レフェリーがわざとらしく確認してくる。

「んっ、乳首、です」

 感じやすい乳首を弄られ、ミスティ・ブリザードは甘い吐息を洩らしてしまっていた。

「おいおい、いくら人妻レスラーだからと言って、ボディチェックで乳首を硬くしないでくれよ」

 レフェリーが衣装の上から乳首を摘まみ上げ、しこり上げる。

「くっ、んんっ、ふうぅ・・・」

 望まない刺激だと言うのに、ミスティ・ブリザードは身体を震わせ、快感を耐える。

「まったく、デカおっぱいに敏感乳首とはな」

 レフェリーが両乳首を弾くと、今度は秘部を撫で始める。




「な、なぜここまで・・・」

「おいおい、ここは女にしかない隠し場所だぞ? 凶器を隠しているかもしれないから、しっかりとチェックするからな」

 右手で秘部を、左手でヒップを撫でながら、レフェリーがにやつく。試合を成立させるため、ミスティ・ブリザードはあからさまなセクハラをじっと耐える。

「お尻もおっぱいくらいデカいな」

 レフェリーが尻肉を揉み立てながら、その大きさに喜ぶ。その間も右手はミスティ・ブリザードの秘部を弄り続けている。

 ミスティ・ブリザードにとって、屈辱の時間が過ぎていく。


 ミスティ・ブリザードの身体をたっぷりと楽しんだレフェリーが、ようやく離れる。

「うん、何も隠していないようだ」

 そう言いながらも、レフェリーの右手がLカップバストを揉んでいた。

「あの・・・」

「ああ、悪い悪い」

「んうっ!」

 最後とばかりに、レフェリーが衣装の上から乳首を弾き、ゴングを要請した。


<カーン!>


(試合前から、ここまでセクハラされるなんて)

 立ち上がったままの乳首に恥ずかしさを覚えながらも、戦闘モードへと頭を切り替える。

「それじゃよろしくな、ミスティちゃん」

「ミスティ・ブリザードです」

 向かい合うマスク・ド・タランチュラとミスティ・ブリザードだが、その身長差は頭一つどころではない。




「まずは、軽いお手合わせ代わりに・・・うぐおっ!」

 そう言いながら、ミスティ・ブリザードの爆乳目掛けて右手を伸ばすマスク・ド・タランチュラだったが、腹部への衝撃に膝をつく。ミスティ・ブリザードが素早い踏み込みから飛び蹴りを放ったのだ。




 先程のセクハラボディチェックで生じた恨み、それが込められた一撃は想像以上の威力だった。しかもミスティ・ブリザードは着地することなく、空中で追撃のローリングソバットを放つ。

 この連撃に、マスク・ド・タランチュラがダウンした。この光景には、観客席から驚きの声が上がる。

「マジか、ミスティちゃん」

 こちらも驚きの声を漏らしながら、マスク・ド・タランチュラが立ち上がろうとする。その背後から、延髄切りが決まった。ミスティ・ブリザードが素早く回り込み、起き上がりを狙ったのだ。死角からの一撃に、またもマスク・ド・タランチュラがダウンする。

 ミスティ・ブリザードは小柄だが、その分スピードが凄まじい。華麗な空中殺法の数々に、目の肥えた<地下闘艶場>の観客も拍手を送る。

(よし、このまま速攻で!)

 ボディチェックからセクハラを行うような団体だ。試合中にも何をされるかわからない。ミスティ・ブリザードはトップロープを掴み、一気にコーナーポストへとその身を舞わす。

(・・・今!)

 マスク・ド・タランチュラの起き上がりに合わせ、ダイビングキックを敢行する。特撮ヒロインを思わせる右足でのキックが、マスク・ド・タランチュラに迫る。




「・・・ここだろっ!」

「あっ!?」

 マスク・ド・タランチュラの長い腕が、ミスティ・ブリザードを迎撃する。しかしミスティ・ブリザードはその腕を蹴り、衝撃を後方回転で逃がしながら着地する。

「段々読めてきたぜ、ミスティちゃんの動き」

「くっ・・・」

 速攻と死角からの攻撃を続けることで有効打を繰り出せたものの、マスク・ド・タランチュラに動きを読まれてしまった。こうなると、体格、筋力、耐久力などの差が厳しくなる。

「それでも・・・正義は負けません!」

 左右へのステップフェイントから、逆に一気に前に出る。前方回転からの倒立姿勢から両膝を曲げ、移動と腕の力を合わせた下方向からのミサイルキックを放つ。




「おっとあっぶね!」

 しかし、身長差が仇となった。マスク・ド・タランチュラの顎を捉える寸前、左の足首を掴まれたのだ。

「おーら、よっと!」

「はぐうぅっ!」

 マスク・ド・タランチュラは長い腕の遠心力を使い、ミスティ・ブリザードをそのままリングへと叩きつけた。その威力に、一発でミスティ・ブリザードの動きが止まった。




「やべ、ちょっとやり過ぎたか?」

 頭を掻くマスク・ド・タランチュラに、レフェリーが近づく。

「おい、ミスティ・ブリザード選手をフルネルソンで持ち上げてくれ」

「・・・一個貸しだぞ」

 舌打ちしながらも、マスク・ド・タランチュラはミスティ・ブリザード無理やり引き起こし、両肩の下から首の後ろに腕を回し、両手の指を組む。フルネルソンに捕らえられたミスティ・ブリザードは、マスク・ド・タランチュラとの身長差もあり、両足がリングから浮く。

 美女覆面レスラーの磔姿に、観客からは野次や指笛が飛ばされる。




「やっぱりいい光景だな」

 投げの衝撃に抵抗もできないミスティ・ブリザードを、レフェリーがじっくりと視姦する。

「見るだけなのももったいないな」

 レフェリーが両手を開閉させると、試合中だと言うのに、ミスティ・ブリザードのLカップバストを鷲掴みにする。

「ミスティ・ブリザード選手、ギブアップか?」

 ギブアップの確認をしながら、レフェリーが両胸を揉んでくる。

「・・・正義は負けません!」

 痛みを堪えてレフェリーを睨みつけ、ギブアップを拒む。

「なるほど、まだ闘志は消えていないな」

 そう言ったレフェリーが胸から手を放すと、今度は秘部へと触れてくる。

「おっぱいが空いたか。それなら・・・」

「っ!?」

 羽交い絞めの状態だというのに、首のフックを外したマスク・ド・タランチュラが、長い腕を生かして両胸を掴んできた。




「すげぇおっぱいしてるよなぁ、ミスティちゃんは」

 そのままミスティ・ブリザードの爆乳を揉み立てながら、マスク・ド・タランチュラがミスティ・ブリザードの左耳を舐める。

「ひうぅっ!」

「ん? この反応、ミスティちゃんは耳も感じやすいのか。ボディチェックのときは、乳首でも感じてたよな?」

 マスク・ド・タランチュラは、ミスティ・ブリザードの左耳を舐めながら、両乳首の辺りも弄り出す。




「あぁん!」

 敏感な耳と乳首を責められたことで、乳首が再び硬さを増していく。

「おっ、乳首が立ってきたぜ。やっぱり敏感なんだな、ミスティちゃんは」

 マスク・ド・タランチュラがミスティ・ブリザードの乳首を転がし、左耳への責めを続けている。

「ミスティ・ブリザード選手、ギブアップしたかったらいつでも言ってくれよ」

 ミスティ・ブリザードの秘部をねちっこく弄りながら、レフェリーが薄く笑う。

「正義は、負けません・・・んんんんっ!」

 衣装の上からとは言え、両胸を、乳首を、秘部を弄られ、ミスティ・ブリザードは上がりそうになる嬌声を噛み殺す。

「耐えるなぁ、ミスティちゃん」

 マスク・ド・タランチュラがフルネルソンを解くと、セクハラで消耗したミスティ・ブリザードは、リングに座り込んでしまう。

「ミスティちゃんは、そろそろグロッキーか」

 ミスティ・ブリザードの状態を見たマスク・ド・タランチュラが、視線を観客に送る。

「それじゃいつものやつ、いくぜ!」

 マスク・ド・タランチュラのアピールに、観客席が盛大に沸く。今からマスク・ド・タランチュラがどんな技を繰り出すのか、ほとんどの観客が知っているからだ。

 マスク・ド・タランチュラは、座り込んだままのミスティ・ブリザードの両腕を頭上へと上げさせ、自分の長い左腕を巻きつける。更に両脚をミスティ・ブリザードの太ももの間にこじ入れ、無理やり開いていく。股関節の柔軟性が災いし、ミスティ・ブリザードの脚は180度まで広げられてしまう。

 マスク・ド・タランチュラのフェイバリットホールド・<タランチュラホールド>が完成し、野次や指笛が一層酷くなる。




「こ、こんな格好・・・!」

 大股開きでの拘束技に、ミスティ・ブリザードは頬を赤らめる。しかし、両手も絡め捕られているために股間を隠すことができない。

「良い格好になったじゃないか、ミスティ・ブリザード選手」

 レフェリーが特等席だとばかりに、<タランチュラホールド>に捕らえられたミスティ・ブリザードの前に座り込む。

「どれ、脈は大丈夫かな?」

 試合中だと言うのに、またもレフェリーがミスティ・ブリザードのLカップの両胸を揉み始める。

「うん、きちんと心臓は動いているようだ」

「どんな言い訳だよ」

 レフェリーに呆れながら、マスク・ド・タランチュラはマスク・ド・タランチュラでミスティ・ブリザードの秘部を撫で回す。




「余計なことは言わなくていいんだよ」

 マスク・ド・タランチュラを睨んだレフェリーが、ミスティ・ブリザードの顔を覗き込む。

「さて、そろそろギブアップをする気になったかな?」

 衣装の上から乳首も弄りながら、レフェリーがミスティ・ブリザードに確認する。

「こんな卑怯な手段やセクハラをするような人に、正義は負けません!」

 しかしミスティ・ブリザードは敗北を受け入れない。

「レフェリーに対してそんな生意気なことを言うとはな。罰として、こうだ!」

「ああっ!」

 ミスティ・ブリザードは焦った声を出す。レフェリーがコスチュームの胸元を広げ、ミスティ・ブリザードのLカップバストを露出させたのだ。凄まじい質感の乳房も、その頂点で息づく少し赤みがかった乳首も、男たちの目に晒される。




 Lカップの乳房は汗で輝き、まだまだ瑞々しい張りを保っている。しかも小娘にはない色香が漂う。

「・・・やべぇ、見惚れちまってた。見るだけじゃもったいないよな」

「ああ、そうだな」

 マスク・ド・タランチュラとレフェリーが、同時にミスティ・ブリザードの乳房へと手を伸ばす。

「ミスティちゃんの爆乳、生で揉むとまたすげぇな」

「ああ、柔らかさだけじゃなく、しっとりと手に吸いついてくるような感触が抜群だ」

「お前はおっぱいソムリエか」

 勝手なことを言いながら、レフェリーとマスク・ド・タランチュラが乳房を弄ぶ。

「いいかげんにしてください! いつまで、こんなことを続けるんですか!」

「いつまで? ミスティ・ブリザード選手が、負けを認めるまでだ」

 ミスティ・ブリザードの怒りに、レフェリーが肩を竦める。

「まだ負けを認めないようだからな、ミスティ・ブリザード選手の身体で楽しませてもらおうか」

 もう自分の欲望を隠そうともせず、レフェリーが衣装の横側から、右手をミスティ・ブリザードの股間へと差し入れた。

「ああっ! そこは!」

 直接秘裂を弄られ、ミスティ・ブリザードは悲鳴を上げてしまう。

「なんだ、濡れているぞ、ミスティ・ブリザード選手。もしかして、感じているのか?」

 指に愛液を感じたレフェリーが、ミスティ・ブリザードを言葉でも辱める。

「そ、それは・・・」

 言い訳も思いつかず、ミスティ・ブリザードは言葉を途切れさせる。

「感じているのなら、もっと悦んでもらわないとな」

 レフェリーの指が秘裂を割り、中へと入っていく。

「んうっ!」

「高校生の娘が居るのに、いい締まりだな」

 秘裂を割って奥まで進め、温かさと柔らかさ、それに締めつけを味わいながら、レフェリーが感心する。

「ミスティちゃんの、乳首、乳首、乳首・・・っと」

 一方、マスク・ド・タランチュラはミスティ・ブリザードの乳首を摘み、転がし、弾き、押し込み、ひたすらに乳首を苛めていく。

「んっ、はっ、あはぁっ」

 乳首を扱き上げられ、ミスティ・ブリザードは絶え間なく喘ぎ声を上げる。

 そのとき、ミスティ・ブリザードの乳首から何かが溢れてきた。




「おっ、なんだ? なんか出てきたぞ!」

「もしかして、これは・・・」

 驚くマスク・ド・タランチュラだったが、レフェリーはミスティ・ブリザードの乳首から溢れたものを掬い、舐める。

「資料通りだ。これ、母乳だぞ」

「マジで!? それじゃ俺も」

 マスク・ド・タランチュラはミスティ・ブリザードの規格外な右乳房を持ち上げ、そのまま乳首を含む。




「んぐっ、んぐっ・・・んー、母乳ってこんな味か。もっと牛乳っぽいかと思ったぜ」

「ミスティ・ブリザード選手は牛じゃないだろう。まあ、おっぱいはホルスタイン牛並みだがな」

 失礼なことを言いながら、レフェリーはミスティ・ブリザードの膣を弄り続ける。

 レフェリーはミスティ・ブリザードの膣から指を抜くと、愛液に濡れた指を、ミスティ・ブリザードのマスクで拭う。

「さて、ミスティ・ブリザード選手。そろそろ諦めたらどうだ?」

「正義は・・・負けません・・・!」

 レフェリーの勧告にも、ミスティ・ブリザードは敗北を認めない。

「ミスティちゃんは、これじゃギブアップしないか。なら・・・」

 マスク・ド・タランチュラが<タランチュラホールド>を解き、ミスティ・ブリザードを解放する。

 リングに倒れ込んだミスティ・ブリザードは衣装の乱れを整えるが、セクハラで嬲られ続け、立ち上がるだけの体力は残っていない。

「さーて、お次は、っと」

 マスク・ド・タランチュラが力の入らないミスティ・ブリザードの両足首を掴み、大きく広げる。

(ああっ、またこんな・・・!)

 両脚をぴんと広げられ、マスク・ド・タランチュラの鼻息が秘部に当たる。しかも、それだけでは終わらない。

「どれどれ、ミスティちゃんのアソコの味は・・・」

「いやあっ!」

 マスク・ド・タランチュラが、秘部を舐め始めたのだ。衣装の上からとは言え、気持ち悪さが凄まじい。




「ミスティ・ブリザード選手、ギブアップか?」

 またもレフェリーが爆乳を揉みながら、ついでのようにギブアップの確認をしてくる。

「せ、正義は・・・あうんっ、負けま、せん・・・ひあぁっ!」

 バストを揉まれ、乳首を転がされ、秘部を舐められては、決め科白も吐息混じりとなってしまう。

「これだけされても、ミスティ・ブリザード選手は諦めないようだ」

 Lカップバストを揉みながら、レフェリーがマスク・ド・タランチュラを見上げる。

「諦めが悪いなぁ、ミスティちゃんは。なら、そろそろとどめといくか!」

 この宣言に、レフェリーがミスティ・ブリザードから離れる。

「いくぜ! 大開脚パワーボム!」

 マスク・ド・タランチュラはミスティ・ブリザードを開脚させた姿勢のまま、更に高く持ち上げる。




(まさか、このまま・・・!)

 マスク・ド・タランチュラの狙いに気づいたミスティ・ブリザードだったが、切り返しが思いつかない。せめてもの防御として、両腕で頭部を守る。

「そぉぉぉ・・・れいっ!」

 長いタメから、一気に叩き落される。

「あぐぅぅっ!」

 高角度からのパワーボムに、ミスティ・ブリザードの意識は飛ばされてしまった。




「おし、レフェリー、フォールだ」

「ワン、ツー、スリー!」


<カンカンカン!>


 ミスティ・ブリザード敗北の鐘が鳴らされた。大開脚パワーボムの威力に、ミスティ・ブリザードは失神したままだ。リングに落とされた衝撃によって、またLカップの乳房が露出してしまっている。




「試合は終わった、が・・・」

「まだ遊んでもいいよな?」

 リングに横たわるミスティ・ブリザードを見下ろして、レフェリーとマスク・ド・タランチュラが互いに頷く。

「それじゃ、今度はミスティちゃんのアソコを」

「なら、こっちはおっぱいだな」

 マスク・ド・タランチュラは秘部を、レフェリーは乳房を弄り出す。

「おっ、濡れてる濡れてる」

「乳首も立ちっ放しだな」

 マスク・ド・タランチュラもレフェリーも、ミスティ・ブリザードの身体の感触を楽しむ。

 そのとき、ミスティ・ブリザードの瞼が開いた。

「・・・いやっ、変態!」

 思わずミスティ・ブリザードは叫んでいた。

「起きて速攻そんなこと言うミスティちゃんには、お仕置きだ!」

 ミスティ・ブリザードの衣装を掴んだマスク・ド・タランチュラが、衣装を破り取った。




「いやあぁぁぁっ!」

 ミスティ・ブリザードは身体を隠し、転がって距離を取る。ロープ際まで来ると胸元と股間を隠し、片膝立ちとなる。




「なんて酷いことをするんですか! 仮にもリングの上で!」

 ミスティ・ブリザードの真っ当な抗議だったが、レフェリーは肩を竦めるだけだ。

「ここは、ミスティ・ブリザード選手の言う『酷いこと』を望むお客様が多いからな」

「そうそう、ミスティちゃんの考え違いだぜ」

 マスク・ド・タランチュラも腕組みして頷く。

「納得できないのなら、もう一試合してもいいぞ、ミスティ・ブリザード選手」

 レフェリーの提案に、ミスティ・ブリザードの負けん気が頭を擡(もた)げる。

「ただし、衣装はそのままだ」

「そんな! 予備の衣装に着替えさせてください!」

 ミスティ・ブリザードは全裸での闘いを回避しようとするが、レフェリーは冷たく返す。

「嫌だと言うなら、帰ってもいいんだぞ? ただし、ペナルティとしてマスクを脱いでもらう」

「できません、そんなこと!」

 覆面レスラーにとって、マスクは命と言っても良い。そのマスクを脱ぐなどできる筈がない。

「そーだよなー、マスクは脱げないよな。その気持ちわかるぜ、ミスティちゃん」

 同じ覆面レスラーのマスク・ド・タランチュラが頷く。ただし、その顔はにやけている。

「なら仕方ない、ゴング!」


<カーン!>


 済し崩しに、第二戦が始まった。初戦とは違い、ミスティ・ブリザードには衣装がない。自然と構えも小さくなってしまう。




「ミスティちゃん、来ないのかい? なら、こっちから行くぜ」

 マスク・ド・タランチュラが開いた両手を構え、じわりと距離を詰めてくる。

「っ・・・」

 試合中に全裸とされたことが初めてではないが、それでも羞恥を感じない筈もない。

「避けられるかなミスティちゃん!」

 マスク・ド・タランチュラの長い両腕が、頭上から落ちてくる。咄嗟に両腕を頭上で交差させるミスティ・ブリザードだったが、いきなり乳房の根元を掴まれていた。マスク・ド・タランチュラが、肘を回転させることで瞬時に手の位置を変えたのだ。

 マスク・ド・タランチュラがなんとそのまま、小柄なミスティ・ブリザードを持ち上げた。

「そーら、<おっぱいハンギングツリー>だ!」




「あああっ! 痛い、痛い痛いぃぃっ!」

 軽い体重だとは言え、乳房で全体重を支える形にされ、ミスティ・ブリザードは痛みに絶叫する。マスク・ド・タランチュラの腕を掴んで身体を持ち上げようとするが、セクハラを受け続けたためにスタミナがほとんど残っていない。

「あ、悪い悪い、これじゃ痛いだけだよな」

 マスク・ド・タランチュラは右手を乳房から放すと、ミスティ・ブリザードの股間を持つ。中指を立てたまま。

「ひぐっ!」

 マスク・ド・タランチュラの長い中指を秘裂に突き立てられ、ミスティ・ブリザードは息を呑む。

「ミスティちゃん、これでどうだい?」

「うっ、あっ、ああっ」

 今度は全体重を膣で支える体勢とされてしまい、ミスティ・ブリザードは声を上げる。ただし、その声は甘かった。

「気に入ってくれたみたいだな」

 マスク・ド・タランチュラは左手でミスティ・ブリザードの右乳房を揉み、右乳首を扱く。右手でミスティ・ブリザードの股間を支え、右中指で膣を責める。マスク・ド・タランチュラの指が動くたび、膣から生じた愛液が秘裂から零れ落ちていく。

「あっ、あっ、あっ・・・」

 膣への刺激に合わせ、ミスティ・ブリザードの唇から喘ぎ声が零れる。

「うお、手がミスティちゃんの愛液でベトベトだ」

 マスク・ド・タランチュラがミスティ・ブリザードを下ろし、自分のレスリングパンツで右手を拭く。

「うあっ、ふわぁ・・・」

 ミスティ・ブリザードはリングに倒れ伏し、少しでも体力を回復させようと息を吸う。しかし、マスク・ド・タランチュラはまだミスティ・ブリザードを休ませようとはしない。

「それじゃミスティちゃん、もう一回あれ、食らっとこうか?」

(あれ、って・・・まさか!)

 マスク・ド・タランチュラの狙いに気づいてしまい、ミスティ・ブリザードは蒼褪める。

「くっ!」

 マスク・ド・タランチュラに右裏拳を放つ。しかしそのスピードは、試合開始のときとは比べものにならないほど遅かった。

「おっ、ミスティちゃんも協力してくれるのか」

 ミスティ・ブリザードの右手首を掴んだマスク・ド・タランチュラが、左手首も掴んで頭上に差し上げる。これだけで、ミスティ・ブリザードのLカップの乳房と乳首が揺れる。

「それじゃお次は、と」

 ミスティ・ブリザードの後ろに座ったマスク・ド・タランチュラが、ミスティ・ブリザードの太ももの間に足をこじ入れようとしてくる。

(こ、ここは!)

 全裸での大股開きは阻止しようと、ミスティ・ブリザードは太ももに力を込める。

「まだ耐えるつもりかよミスティちゃん。でも、こことここを・・・ふぅ〜っ」

「ひあっ!」

 マスク・ド・タランチュラから左乳首を捏ねられ、右耳に息を吹きかけられ、ミスティ・ブリザードは思わず力を抜いてしまう。

「ほーら、脚が開いていくぜ」

「ああっ、嫌ぁっ・・・!」

 慌てて力を入れようとするが、乳首を弄られ、耳を舐められると霧散してしまう。

 そして、遂に<タランチュラホールド>が完成する。

(ああっ、み、見られてる・・・!)

 全裸での<タランチュラホールド>は、とてつもない羞恥だった。Lカップを誇る乳房も、母乳が滲む乳首も、愛液に煌めく秘裂も、男たちの目に晒されてしまっている。

「ミスティちゃん、乳首も立ってるし」

「ふわぁっ!」

「ここも濡れ濡れだぜ?」

「ひぃん!」

 マスク・ド・タランチュラから敏感な箇所を弄られるたび、望まぬ喘ぎ声を上げてしまう。

「折角だ、もっと母乳をだしてもらおうか」

 更にレフェリーまでもが乳首を摘んでくる。

「ミスティ・ブリザード選手、ギブアップすれば、この格好もせずに済むぞ?」

 レフェリーが乳首を捏ねながら、ギブアップを迫る。

「ううっ、ギブアップは、しません・・・正義は、負けません・・・!」

 それでも、ミスティ・ブリザードはギブアップを拒む。

「オールヌードで大股開きにされても、まだギブアップしないのか。ミスティ・ブリザード選手は淫乱だな」

 レフェリーはミスティ・ブリザードの乳首を転がし、言葉でも辱める。

「それじゃあ、エッチなミスティちゃんには、もっとエロいことしてあげようかな」

 マスク・ド・タランチュラが<タランチュラホールド>を解くと、そのままミスティ・ブリザードを抱え上げる。勿論ただ抱え上げたわけではなく、ミスティ・ブリザードの膝裏に腕を入れてそのまま脚を開かせ、更にミスティ・ブリザードの両手首を掴む。

「ああっ、そんな!」

 ミスティ・ブリザードは、大股開きでマスク・ド・タランチュラに抱え込まれていた。手首を掴まれているため、どこも隠すことができない。

「ほらほら、美少女を生んだアソコをお客さんに見てもらおうぜ」

(ああ、言わないで・・・)

 高校生の娘のことを持ち出され、一瞬ミスティ・ブリザードではなく、日隠雪が顔を覗かせる。しかしマスク・ド・タランチュラは気にも留めず、歩きながらミスティ・ブリザードの裸体を観客へと見せつける。

 ミスティ・ブリザードの秘部披露が一周したところで、レフェリーが近づく。

「ミスティ・ブリザード選手、そろそろギブアップするか?」

 レフェリーがミスティ・ブリザードの秘裂の中に指を突き入れながら、ギブアップの確認をする。それでもミスティ・ブリザードは首を振り、抵抗の意思表示をする。

「まだ諦めないのかよ、ミスティちゃん。腕が疲れたぜ」

 ミスティ・ブリザードの粘りに、マスク・ド・タランチュラはレフェリーを下がらせ、ミスティ・ブリザードを放り投げる。その瞬間、ミスティ・ブリザードの目がぎらりと光った。

「はあっ!」

 両足から着地すると同時にリングを蹴り、ジャンピングハイキックでマスク・ド・タランチュラの顎を蹴り抜く。マスク・ド・タランチュラの両目が裏返り、リングに倒れ伏す。ミスティ・ブリザードは辛うじて受け身を取り、そのまま寝そべる。

(今、動かないと・・・ここしかない・・・!)

 ミスティ・ブリザードは最後の気力を奮い起こし、マスク・ド・タランチュラへと這って進む。

「んぅっ」

 乳首が擦れて快感を生じさせてしまうが、奥歯を噛みしめ、匍匐前進を行う。




「おいおい、マスクがずれているぞ」

 いきなりレフェリーがマスクに手を掛けてくる。

「あっ、マスクは! マスクだけは!」

 覆面レスラーの本能として、反射的にマスクを守る。そのため、前に進めなくなる。

「おいおい、勘違いするんじゃない。マスクがずれたから、戻しているだけだ」

 ミスティ・ブリザードの動きが止まったと見て、レフェリーは右手でマスクを引っ張りながら、左手でミスティ・ブリザードの左乳房を揉む。

「じ、自分で戻します! だから、マスクから・・・んあああぁっ!」

 いきなりミスティ・ブリザードは嬌声を上げる。レフェリーがマスクから手を放したものの、ミスティ・ブリザードの膣へと二本指を突き込んだのだ。

「おいおい、こんなに濡らして闘えるのか? ほら、ここも」

「はひぃっ!」

「完全に剥けているじゃないか」

 レフェリーは右の人差し指と中指を動かしながら、左の人差し指で淫核をノックする。

「かぁーっ、くそっ、まだ頭がぐわんぐわんしやがる」

 コンコンと頭を叩きながら、マスク・ド・タランチュラがゆっくりと起き上がる。

「油断するからだ」

「うるせぇ、悪徳レフェリー」

 レフェリーの皮肉に、マスク・ド・タランチュラが悪態をつく。

「あそこまで追い込んだのに、まだ反撃が来るのかよ。油断したつもりはなかったんだけどな」

 顎を擦りながら、マスク・ド・タランチュラがぼやく。

「まあ、その分はミスティちゃんの身体にお返しさせてもらうけどな!」

 顔を覗き込んできたマスク・ド・タランチュラに、ミスティ・ブリザードは絶望を覚えていた。


 リングから嬌声が響き渡る。喉を、鎖骨を、脇を、乳房を、乳首を、背中を、腹部を、脇腹を、ヒップを、秘裂を、膣を、淫核を、太ももを、膝を、脛を、あらゆる箇所を責められ、弄られ、苛められ、その豊満な肢体を揺らしている。

 爆乳覆面美人人妻レスラーは、マスクだけを残されたまま、ひたすらに嬲られ続ける。その顔はマスクに隠されていてもわかるほど快楽に蕩け、乳首からは母乳が滴り、秘裂からは愛液が零れ落ちていた。

「正義はぁ・・・負けない、んだからぁ・・・うふふ」





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