【第六回人気投票 結果発表 中編】

「で、では、次は3票獲得した選手の発表です」
ナス「結構居るな。御堂マヤ、沢宮琴音、森下恋、夏海・マウルシア・エスカーナ、櫛浦灰祢、宇賀原夏花、九峪志乃、黒芽雪緒の7名だ」
洋子「では、それぞれ一言ずつお願いします」
マヤ「また3票頂きました。ありがとうございます」
琴音「ずっと試合をしていないのに、投票ありがとうございます。・・・もう試合はこりごりですけど」
「3票って、なんか微妙な数字ね」
夏海「3票じゃな〜、あまり目立てるポジションじゃないのよね(ため息)」
灰祢「あたしは飯さえ食えりゃそれでいいよ。今回も美味いしね」
夏花「い、和泉先輩を差し置いて私なんかがいいんでしょうか?(混乱中)」
志乃「私、レフェリーしかしてないのよ? いいの、投票の対象で?」
洋子ナス「・・・」
「あれ? どうしたんですか二人とも・・・(あ、まさか)」
マヤ「あ、あの・・・」
洋子「なにか?」
ナス「ふ、3票か。お前如きにはお似合いの数字だな」
「(うわー、相変わらずマヤさんには厳しい)」
マヤ「(くすっ)」
洋子ナス「(ぎろっ)」
マヤ「ごめんなさい。二人の様子を見ていると、『御前』も罪作りだな、って」
「(うわー、下から言ってように見せてるけど、余裕のある発言だよこれ)」
洋子「・・・そうね、女性には甘い方ですもの。その分、周りの男に頼りない人間が居たりするけどね」
ナス「そうだぞ、頼りない男。さっさと次に行け」
「え、ここで八つ当たり?」

「3票とコメントも届いた方はこちらです」
ナス「谷早霧絵、洞耶馬狭霧、グロリア・京堂院・ベイスだな。谷早霧絵には『唐辻戦で肩を破壊するなど護身術の域を超えていますが、どんな格闘技を身に付けているんですか?』というコメントだ」
霧絵「どんな格闘技、って言われても・・・習った護身術を、躊躇なくやってるだけなんですけど」
ナス「躊躇なく、か。お前も大概だな」
霧絵「そ、そんなこと・・・」
ナス「『御前』の秘書に選ばれたんだ。そのことがまともじゃないことの証だよ」
洋子「残念ながら、ナスターシャの言う通りよ。諦めなさい、谷早さん」
霧絵「そんなぁ」
ナス「洞耶馬狭霧には、『純粋培養の空手使いとして、もっと武の境地を見せてほしいです。心の奥をつかませない表情もいいけれど、微笑んだ顔もきっと素敵だと思います。』というコメントが来たぞ」
狭霧「・・・笑顔って、苦手なんだよ・・・なんですよね。強敵と闘うほうがよっぽど楽なくらい」
ナス「笑顔も武器になるんだぞ、覚えておけ」
狭霧「え、そうなんだ・・・なんですね」
ナス「ああ、特に男には良く効いて・・・」
洋子「高校生相手に何を教えているの」
ナス「軽い冗談だ。さて、グロリアには、『関西弁でやんちゃでお嬢様でバレリーナという意外と盛り込まれた設定に惹かれます。』というものが来たぞ」
グロリア「設定ってなんやのん! うち、こういう女の子なんよ? いややわ〜」
「盛り過ぎですよね」
グロリア「別に盛ってなんかないですぅ! いけずやわ〜」
「(あ、なんかいいかも、この響き)」
ナス「鼻の下が伸びてるぞ」
「の、伸びてなんかないやんわ〜!」
洋子「中途半端に伝染ってるわよ」

「さあ、4票の発表です。お、ナスターシャ・ウォレンスキー、芦鷹アウラ、嵯暁さくらの3名です」
ナス「ちっ、4票か。最近出番が少ないからな」
アウラ「ありがとうございます!(敬礼)」
さくら「喜んでいい、のよね?」
「はい、さくら選手にはコメントも届いていますから。『元気いっぱいなんだけど、甘え上手なところが好きです。また華麗に戦う姿も見たいです。』というものです」
さくら「・・・これ、私とスミレを勘違いしてない?」
スミレ「えー、さー姉で合ってるでしょ? そー兄の前だと、さー姉ってば・・・ね?」
さくら「ス、スミレ!」
スミレ「ふっふっふ〜、ここは一つとっておきのモガっ!?」
紫苑「(ふるふる)」
さくら「ナイス紫苑! そのまま反省するまで口押さえといて!」
紫苑「(こくり)」
スミレ「モガモガぁ!」
「『嵯暁三姉妹→見ていてほっこりします。』というコメントも届いていました。こういうやりとりのことを言ってるんでしょうね」

「では、5票獲得の選手の発表です」
ナス「本多柚姫、ニナ・ガン・ブルトン、凪谷渚、鬼島洋子の4人だ(ちっ)」
柚姫「はっ、銀狐に勝つたぁ嬉しいねぇ。それが1票差、でもね」
ニナ「はーい、ありがとうございますぅ」
「あの・・・どうも、です」
洋子「舌打ちとはご挨拶ね、ナスターシャ」
「なんと、全員にメッセージが届いています。柚姫さんには『格闘スタイルは古武術ということですが、打撃中心なんですか?関節極めるシーンがあまりないもので・・・(本多柚姫さんへ)』というものです」
柚姫「あー、それなんだけどさ、どうしても関節技ってまだるっこしいんだよね。殴り合うほうが楽しいし」
ナス「ふん、野蛮なことだ」
柚姫「ああ? なんつった銀狐、ここでやってもいいんだぞ!」
「や、やめてください! 騒ぎは困ります!」
柚姫「・・・あとでな、銀狐」
ナス「覚えていれば、な(にやり)」
「(やれやれ・・・)ニナさんには、『天然さん可愛くて大好きです。さすが御前のお気に入り。』とのメッセージが届いています」
ニナ「え〜、私、天然じゃないですよ? ね?」
洋子「天然ね」
ナス「天然だな」
「天然ですよ」
ニナ「皆酷いですぅ、『いじめ、カッコ悪い』、ですよ〜」
「・・・古過ぎて、ほとんどの方がついてこれないですよ。では次、渚さんへのメッセージ。『ナギナギ クールだけどウブっていうギャップが可愛いです。』だそうです」
「クールって・・・あの、ウブでもなくて、その・・・」
洋子「こういうところが受けるのかしら?」
ナス「ふん、青臭い小娘好きが多いんだろうよ」
「で、洋子さんには『鬼島洋子の実力は、如何に』というメッセージが届きました」
洋子「実力、ね・・・事務なら確実に貢献できていると胸を張れるけど、格闘だと二級品・・・いえ、三級品といったところかしら」
ナス「なんだ、随分低い評価だな。お前には珍しい」
洋子「ちなみに、ナスターシャは二級品だから」
ナス「なんだと!?」
洋子「元橋さん、竜司、無業、あの辺りと比べて、同等の実力だと断言できるの?」
ナス「・・・(ちっ)」
洋子「はい、ではこの話題はおしまい」
「(すげぇ、口だけでナスターシャを封じ込めた)」

「さあ、次は6票獲得した方々の発表です! 王美眉こと呉美芳、鈴代咲夜、クリスティーナ・ローゼンメイヤーの3名です!」
美芳「ふむ、6票か。悪くない」
咲夜「私が、ですか? 嬉しいです、ありがとうございます!」
クリス「嬉しいわ、ありがとう。キートも一緒だと、もっと嬉しかったな」
「6票獲得に加え、メッセージが届いている方も居ます。天現寺久遠さんです!」
久遠「なんだよ、また冷やかしのメッセージか?」
「えっとですね、『ローター使ってオナニーしてるんでしょ?今度は皆の前でオナニーしてね♪』だそうです」
久遠「どういうことだコラァ! 前と同じ奴だろこれ! ここに連れてこい、(ピー)して(ピー)にしてやるから!」
ナス「放送禁止用語を連発するな」
「つ、次にいきますよ!」

「次は7票を獲得した方です。八岳深津魅さんです!」
深津魅「こ、この私が7票止まりですって? 有り得ないですわ! きちんと集計したの!?」
「きちんと集計した結果ですよ、そんなにいきり立たないでください」
洋子「深津魅さんって初出場でしょ? それで7票はすごいと思いますよ?」
深津魅「・・・そうね、そうですわね。仕方ありません、今回はこの位置に甘んじて差し上げますわ」
「(琉璃さんが初出場で1位取った、なんて知ったらうるさいだろうな・・・)」

「7票プラスメッセージがある方もいらっしゃいます。藤嶋メイ、沢宮冬香、嵯暁スミレ、藤森霧華の4名です!」
メイ「押忍、ありがとうございます!」
冬香「本当に、ありがとうございます! ・・・義姉さんと一緒だったらな(ぼそっ)」
スミレ「(ぷはっ)しー姉、さー姉の命令聞き過ぎ! 死ぬかと思ったよ! あ、投票くれた人はありがとね♪」
霧華「凄いことなのかどうか、良くわからないな」
「メイさんには『藤嶋選手、素晴らしいと思います(笑)』という直球のメッセージです」
メイ「え、えっと・・・ありがとうございます、押忍」
ナス「なんだ、急におとなしくなって」
洋子「空手に青春を捧げたタイプなんでしょう。男に告白されたら一発で落ちるタイプね」
メイ「そ、そんなことはないですよ!」
「冬香さんには、『強気な彼女が男の手によって色責めに屈して堕ちていく様が最高です 特に15話の義姉妹揃っての嬲られる様は最高でした』というものが・・・」
冬香「な、な、なんてメッセージ送ってくるのよ!(ぶんぶん)」
「ぐええ、じ、自分が送ったわけでは・・・首絞まってる、くびぃ!」
冬香「うっさい! 男なんて、男なんてぇぇぇ!」
「(し、死ぬぅ・・・)」
ナス「まあ落着け、こんな男でも、ここで死んだら後始末が面倒くさい」
洋子「そうですね、終わってからなら構いませんので」
冬香「・・・仕方ないわね」
「げほ、ごほっ・・・(な、なんて酷い連中だ)そ、それでは気を取り直して。霧華さんには、『憧れの先輩を追いかけて熱く戦う姿もかっこいいけれど、可愛い衣装での活躍も見たいです。女性でも筋肉が作る肉体美ってありだと思います。』というものが」
霧華「この筋肉は、私が美緒先輩に少しでも追いつくために鍛え上げた結晶。衣装云々は別にして、肉体美という表現は嬉しいです」
「(変わってるなぁ、この子。でも、これくらいでなきゃインターハイの頂点には立てないのかな?)」
霧華「・・・何か?」
「い、いえ、なんでも! では、スミレ選手へのメッセージ、『スミレ選手へ:明るく元気な天才少女の戦いは驚かされつつも楽しめました。(初見の相手に合わせられるって凄いですよね!)』だそうです」
スミレ「天才少女? 私、そんな風に思ったことないな〜。相手に合わせることができたのだって、偶然と言えば偶然だし。ただ、努力はしてるよ? 夢を掴むためにね!」
他の一同「おお〜(パチパチ)」
さくら「スミレがこんな立派なことを言えるようになったなんて・・・今まで頑張ってきた甲斐があったわ(ほろり)」
紫苑「(うんうん)」
スミレ「えへへ。だったらさー姉、いつでもお嫁に行っていいよ? 私ももう子供じゃないんだし!」
さくら「・・・そういう風にすぐ調子に乗るとこは子供よ」
スミレ「え〜〜〜っ、酷いよさー姉」
さくら「酷くない!」
洋子「仲の良いことは結構ですが、姉妹喧嘩は自宅でしてくださいね」
さくらスミレ「・・・」
紫苑「(くすくす)」
「(あ、紫苑さんって笑うと目茶苦茶可愛い!)」
ナス「また鼻の下を伸ばしてるな。こりない男だ」
「いや、別にそんな・・・つ、次に行きまっしょい!」
ナス「お前はどこの出身だ」


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