第三試合レポート
UGCタッグマッチ選手権第三試合、沢宮シスターズ 対 撫子。
撫子の二人は道衣に袴姿、沢宮冬香はテコンドー用の道衣姿でリングに現れるが、沢宮琴音だけはTシャツにボクサートランクスで少し浮いていた。オープンフィンガーグローブを装着しているのも琴音のみ。
先発は沢宮冬香と九条雪那。冬香の素早い蹴りを、意外にも雪那はしっかりとガードしていく。しかしハイキックをガードしたところで冬香の後ろ回し蹴りを食らい、自コーナーまで吹っ飛ばされる。ここで於鶴涼子と交代し、冬香も琴音と交代。
琴音がジャブの連打を繰り出すが、涼子の道衣に掠りもしない。焦った琴音が右ストレートを放つと、涼子はこれを小手投げで返し、すかさず逆技に入ろうとする。
琴音がピンチと見た冬香が飛び蹴りを出し、涼子の肩を打って琴音を救出。
この一撃で、涼子の表情が変わった。琴音、冬香とも沢宮シスターズ側コーナーへと投げ、冬香を手招きする。
これに冬香が応え、エース同士の対決に。冬香の鋭い蹴りが涼子を掠めるが、当たるまでは行かない。
冬香の何度目かの前蹴りを涼子が下から手を添えて投げを打ち、リングに転がった冬香を肩固めに捕らえる。救出に出た琴音は雪那に捕まり、カット失敗。
涼子が絞り上げてもギブアップを拒む冬香だったが、涼子が耳元で何か囁くと表情を強張らせ、小さくギブアップと呟いた。
撫子 ○(8分11秒 肩固めでのギブアップ勝ち)● 沢宮シスターズ
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